図書・図書館史
―現代図書館情報学シリーズ11―

書名   図書・図書館史
著者   共著(欄外参照)
出版元   樹村房
発行日   2012年5月
  定価   2,100円(税込)
ISBN978-4-88367-211-0

【著者】佃一可(編集)、久野淳一、佐藤達生、鈴木良雄、呑海沙織、中田節子、山田真美



目 次

I編 古代知識の集積と図書館のはじまり
1章 知識集積の形・知識の蓄積
2章 ギリシャ思想と古代ローマの図書館
3章 古代中国の図書館
4章 インド・ナーランダ大学図書館と仏教伝播
1 バラモン教と口伝の文化
(1)インド最古の知の集積『ヴェーダ』
(2)カースト制度と口承文学
2 仏教と図書館
(1)図書館としての仏教寺院
(2)ナーランダ大学図書館(ダルマグンジュ)
(3)イスラム軍による焚書と図書館の衰退

5章 古代日本の図書館

II編 中世社会の思想と図書館
6章 宗教図書館と大学
3 イスラム教の誕生とモスク図書館
(1)口伝によるイスラム教の伝播
(2)クルアーンの完成とアラビア語の統一
(3)初期のモスク図書館
(4)アッバース朝の隆盛と製紙技術の伝来
(5)モスク図書館と目録
(6)千夜一夜物語の完成

7章 宋・元時代の図書館と中世日本の文庫

III編 近世図書館思想の広がりとさまざまな図書館
8章 ルネッサンスと図書館思想
9章 近世日本の文庫活動
10章 明の永楽大典と清の四庫全書

IV編 近・現代社会と図書館
11章 近代社会と図書館
12章 日本の近代化と図書館
13章 20世紀の図書館
14章 第二次世界大戦後の日本社会の動きと図書館
15章 これからの図書館



※紫色でマークしたタイトルは、山田真美が執筆担当しています。