2013年12月


1日●
ロケットを見て自分の行き先が違うことに気づく
前後関係は思い出せないが、私は外国の港町にいる。知らない場所だが、何故か懐かしい。どことなくシドニーに似ている気もする。私はここからどこかへ移動しようとしているのだ。「どこか」は「家」で、「移動する」はむしろ「帰宅する」と言い換えたほうが良いのかも知れないが、あるいは行き先は「家」ではないかも知れない。そのへんの詳細は曖昧模糊としている。私は大きな船に乗ろうとしている。豪華客船のようにも軍艦のようにも見える船だ。近くに家族っぽいイメージの人が2人いて、「その船の行き先は別のところだから乗らないほうがいいよ」と私を引き留めようとする。私はその言葉には耳を貸さず、船に乗ってしまった。そのあと船が動き出すと、港に横たわった2基のロケットが見えてきた。それを見るや私はハッと胸をつかれ、この船の行き先が私の希望する場所ではないこと、この船に乗るべきではなかったことを瞬時に悟った。その瞬間に目が醒めた。
【解説】 この夢を見る数日前に、明治学院大学の学生達を連れて(授業の一環で)JAXAを訪問した。その際に2基のロケットを見たことが今夜の夢に影響しているのかも知れない。しかし「この船の行き先が私の希望するところではない」とはどういう意味だろう。あの船の目的地はどこで、私自身はどこを目指していたのか。今一つ意味のわからない夢だった.。



2~31日●……
【解説】 またしても夢を見なかった。30日間連続「夢なし」。なんという異常事態だろう。博論を書き終えたら、再び夢を見られるようになるのか。いや、それ以前にこれは本当に博論を執筆していることと関係があるのだろうか。こうして夢を見ぬまま2013年が暮れてゆく。




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