2018年1月5日号(第597号)
今週のテーマ:幻日:福のお裾分け |
今朝、山小屋の庭に出てふと空を見上げると、驚いたことに太陽の横(ほぼ同高度)に弱い光を放つもう一つの太陽が見えたではありませんか。
幻日(げんじつ)と思われます。
今から20年近く前にヒマラヤの標高5000m級の場所で一度だけ見たことがあり、その年は人生最高レベルの大吉でした。
しかし信州の山小屋で幻日を見るのは今回が初めてです。
※幻日の説明(ウィキペディア)はこちらからお読みになれます。とても面白いので、ご一読をお勧めします。 |

左の強い光が太陽、同じ高度の少し右方向にある弱い光が幻日。
(長野県最北部の山間部にある書斎からiPhoneのカメラで撮影)

この写真では、幻日の上空に虹のような光の弧も見えます。

この写真では、太陽と幻日が光の線で結ばれています。

幻日の左から右に向かって、虹と同様の七色の
グラデーションが見て取れます。 |
ちなみに「幻日」のことを英語(口語)ではSundog(Sun Dog)と言うんですよ。
サン・ドッグ、つまり太陽の犬。面白い呼び方ですよね。
たしかに、太陽と同じ高度を付かず離れずの距離(太陽から22度の位置)を保って現れる幻日は、まるで太陽が連れている犬のように見えます。
上の4枚の写真のうち3枚目の写真は、光の関係で太陽と犬(幻日)の間にリード(手綱)まで見えるような気がしませんか?(笑)
いずれにしても、これは素晴らしい吉兆のような気がしてなりません。
皆さまにも福のお裾分けを♪ |
▼・ェ・▼今週のクースケ∪・ω・∪

母の家庭菜園から届いた野菜を
見守るクースケ。最近は立派な
番犬になってきました。
(※前号までの写真はこちらからご覧ください) |
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