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旅に出ていない限り毎週土曜日に更新します。
直前号(インド北東部への取材旅行)は
こちらから、それ以前のバックナンバーは
こちらから御覧になれます。

2023年9月12日(第697号

今週のテーマ:
いつになく熱い夏~ウンメーシャ2023など
 
 
ここをクリックしてチラシ拡大。
★講演会のお知らせ①
「山田真美が詳しく解説!
インド最新情報!」

 ~インドの未来を担う北東部七州
 ~言語のるつぼで開催された国際文学フェスティバル
 ~独立75年目のインドが選ぶ未来は?

ここだけの話が満載の、肩肘張らない楽しい講演会です。
何が飛び出しますか、どうぞお楽しみに!

日時:2023年9月23日(土)午後1時30分~2時30分
会場:渋谷区神南1-20-2 第一清水ビル2F Time Sharing 渋谷神南2B(渋谷駅ハチ公口より徒歩約4分)
主催:公益財団法人日印協会


※事前申込制の有料イベント(大人1,000円・学生500円)です。チラシ右下のQRコードから申し込み手続きを行なってください。
 
 ★講演会のお知らせ②
「摩訶不思議な国インド:その根底にあるインド人の考え方を知る」(仮)

1年も先の話で恐縮ですが、世田谷市民大学サマーフォーラムの一環として講演会をすることになりました。ご興味のある方はカレンダーに○印を! 直近になりましたら週マにて詳細をお知らせいたします。
日時:2024年7月30日(火)午前/会場:東京都世田谷区内/主催:東京都世田谷区
 
★新聞記事掲載のお知らせ
中国との国境問題を抱えるインド北東部アルナーチャル・プラデシュについて書いた私のバイリンガル記事が産経新聞Japan Forward(英字オンライン新聞)に掲載されました。
英語タイトル: Arunachal Pradesh: India's Land of the Rising Sun
日本語タイトル: アルナーチャル・プラデシュ州:インドの日いずる国)
英語記事はこちらから、日本語記事はこちらから、どなた様もご自由にお読みになれます。
 皆さまゴメンナサイ、実に4か月以上ぶりの「週マ」更新です!

 あまりに久々すぎて、もう少しでウェブサイトの更新の仕方を忘れてしまうところでした。

 言い訳になってしまうかも知れませんが、この間、決して怠けてブラブラしていたわけではないのです。

 その反対で、今年は1月に入ってからコンスタントに忙しく、例年にないほど仕事に邁進しているんですよ(過去形ではなく現在進行形)。

 なぜ今年に限ってそんなに忙しいのか。

 コロナの反動という側面も、もちろんあるでしょうが、やはり国際社会の中でインドが注目されていることがそもそもの原因です。

 インド関係の仕事の依頼が、ざっと見積もって4年前の2倍ぐらいになったような印象です(当社比)。

 また、それとは別に、来年8月5日に予定されるカウラ事件80周年の下準備が水面下で始まっていることも、忙しさに拍車をかけています。

 そうした状況下、家族や友達との時間はしっかり確保していますから、忙しくならないわけがない。

 そんなこんなで、ただでさえとんでもなく熱いこの季節が、私にとってはいつ果てるとも知れぬ、最上級に熱くて忙しい夏になったわけなんです。

 ありがたいのは健康状態が良好に保たれていること。

 食事に気を使い、睡眠を十分にとっていることもありますが、それらに加えて去年の9月から始めたジム通いが功を奏していることを実感!

 2年目に突入したところですが、去年とは比較にならないほど体が若返った感じ。

 筋トレは想像以上に健康増進に役立つみたい。体脂肪率や骨格筋率などの数値を具体的に管理できるのも嬉しいですね。

 もしも「週マ」を読んでいらっしゃる方で

ジムに行こうか、どうしようか?

と迷っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ行ってみることをオススメします。人生が変わります。
(※持病などのある方は、事前に主治医さんに相談してくださいね♪ あと、社会的に定評のある、誠実なジムを選ぶことが何よりも大切です!)

 ……というわけで、皆さん、お蔭さまで私は超が付くほど元気で~す!

 以下、「週マ」の更新を怠った4か月のあいだに起こったこの夏の出来事のホットな記録です(ただし超ダイジェストですが)。ざっくりと、ご笑覧いただければ幸いです。


★この夏一番のハイライト「ウンメーシャ2023」★

 少し順番が前後しますが、8月のはじめ、今年二度目のインド旅をしてまいりました。

 その目的は、インド国立文学アカデミー(Sahitya Akademi)からご招待を受けて、アジア最大の国際文学祭、その名も「ウンメーシャ2023」に参加することでした。

 アジア最大? なんだか凄そう!

 文学祭が開催される場所は、インドのど真ん中、マディヤ・プラデシュ州の州都ボーパール

 実はここ、インドのおおかたの場所を訪ね倒した私にとって数少ない未踏の地の一つだったんですよ。こんなチャンスは滅多にありません。迷わず行ってみることにしました。

 ボーパールに着いてみると、そこには私と同じように招待状を受け取ってインド各地、あるいは世界各地から集った575人(!)の作家・詩人・翻訳家らが集結していました。

 ちなみに、それぞれの居住地からの往復航空券を含む交通費や現地での宿泊その他はすべて主催者の負担です。それが575人分とは、なんたる太っ腹!!!

 この575人が4日間にわたって一同に会し、様々なテーマで意見を語り合い、詩を朗読し、一緒に食事をとり、顔を突き合わせてワイワイ過ごす。

 枕こそ投げませんでしたが、それはもう、ある意味大人の修学旅行のようなイベントだったと言ってよいでしょう。

 ちなみに、「アジア最大」の意味がよく分からなかったので主催者に尋ねたところ、今回は参加言語数がなんと102言語にも及び、これがアジアの国際文学祭としては最大規模ということでした。

 102言語って、凄くないですか?
 これほどの多言語な環境って、普通に生きているだけでは絶対に経験しませんよね、どう考えても。
 今回、そういう途轍もない環境に身を置けただけでも、実に得難い体験だったなと思います。
 
(なお、ウンメーシャは文学または文学作品を意味するサンスクリット語です。)

こちらはウンメーシャ2023のポスター。
テーマは「表現の祭典」。



私は写真に写っている計6人で「グローバル世界のための
グローバル文学」のテーマでパネルディスカッション。使用
言語は英語。左から順にフィジー、日本、ネパール、スリ
ランカ、スペイン、ポーランドの作家・詩人・翻訳家。事前の
打ち合せがなかったので話がどちらへ転ぶか最後まで
分からず、ミステリーツアーのようで面白かったです。



泊まったホテル(Taj Lakefront Bhopal)は五つ星。
575人の出演者全員の顔写真とプロフィール入りの
豪華なディレクトリーもいただきました。マグカップ
は記念品。
 なお、ウンメーシャ2023に関するコラムを、日印協会の機関誌である「月刊インド」(9月号)に書きました。インドの言語事情にご興味におある方は、ぜひ、ご高覧ください。G20で話題になった「インドの国名がインドからバーラタに変わる!?」という問題にも通じる内容になっていますよ。

※「月刊インド」9月号は9月15日発行予定です。日印協会会員の方は発行日から、
非会員の方にも1か月後からオンラインで自由に閲覧していただけます。非会員の皆さまには、記事配信のURLが決まり次第お知らせしますので、しばらくお待ち下さい♪

 また、このページの↑↑↑いちばん上のほう↑↑↑でご紹介した
9月23日(土)開催の講演会の中でも、ウンメーシャ2023に関する話をいたします。「ここだけの話」満載の楽しい講演になりますので、ぜひ、お気軽にお出かけください。


★この夏のそれ以外の出来事★

ニューデリー時代(1990年代後半)の友達、香港系アメリカ人の
メイが来日。長野へ来てくれたので、戸隠~野沢温泉~わが家
~小布施にお連れしました。写真は戸隠の鏡池。



長野法人会の年次総会のあとに行なわれた記念講演会で、
「二十一世紀の超大国インド~インド工科大学から見た実像」
のテーマで講演させていただきました。



長野法人会での講演の様子。



新潟県上越市の高田公園にて、蓮の花を堪能してまいりました。
私は毎夏ここの蓮を見て、初めて「ああ、今年も夏が来たんだな」と
実感するのです。



インド工科大学ハイデラバード校でよく一緒に遊んだ
サロカさんが初来日。東京を案内してきました。
彼女はもうハイデラバードにいないので、こうして
日本で再会できて超ラッキーでしたよ。



忙しい忙しいと言いながら、91歳になった母とはなるべく頻繁に会うように
しています。これは大好きな戸隠牧場へ馬を見に行ったとき。お蕎麦屋さん
~牧場~友達経営のカフェでケーキ……が私達のお決まりのコース♪



親友でデザイナーの岡正子さんとも何度も二人女子会。
食事の好みが似ており、好きなお店も一緒なんです。
この日は10月に予定している女子旅の打ち合わせ!



娘&孫娘とも頻繁に会いました。この夏は特に
よく会ったかも。写真は中華料理店でメニューを
見ながら何やら相談中の二人(Photo by 娘)。
 ……というわけで、超ダイジェストではありますが、以上、熱い夏のご報告でした。

 実は今週も真っ赤なポロシャツ(ユニフォーム)を着てひときわ忙しい某イベントに関わっているのですけどね。
 でも、そのことを書き始めるとひどく長くなりそうなので、その話題は次の「週マ」に譲ります。

 次回はなるべく早めに更新できるよう頑張ります。
 皆さんもこれに懲りず、ときどき覗いてみてくださいね。

 そして、まだまだ残暑は続きますが、どうぞ楽しくお元気にお過ごしくださいませ。
 ではでは♪
 ▼・ェ・▼今週のクースケ&ピアノ、ときどきニワトリ∪・ω・∪


「週マ」の更新をサボっているあいだに
ヒヨコが35羽(!!!)増えました。これは
そのほんの一部です。以下次号に続く。

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2023年9月12日
山田 真美
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