2021年7月3日(第668号)
今週のテーマ:公衆電話とのお別れ |
★お知らせ★
1) 7月4日の朝日新聞朝刊に挿入されるグローブ(GLOBE)7月4日号はインド特集です。私のインド観も紹介される予定です。 何卒ご高覧ください。
2) 来る8月15日(日)19時から22時頃まで、秋葉原にてトークイベントを行ないます。テーマはインドの魔法。コロナ対策を講じた上での対面+オンラインのハイブリッド方式を予定しています。詳細は後日お知らせいたしますので、ぜひ日程の調整を♪
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先週末から今週の頭にかけては仕事で東京におりました。
帰りの新幹線の中で流れたアナウンスによると、この列車での公衆電話サービスは既に終了しており、電話機も6月末日までに撤去されるとのこと。
公衆電話を使わなくなって久しいとは言え、こうして改めて「終了」「撤去」と言われると、なんとも言えない気持ちになりますね。昭和は遠くなりにけり。
この日、私は新幹線自由席車輌の3号車にいたのですが、電話の設置してある8号車あたりまで歩いて移動。もう二度と見ることはないであろう電話機を記念撮影してから降車しました。
さようなら、電話さん。
長いあいだ本当にお疲れさまでした。合掌。 |

新幹線はくたか号の公衆電話(見納めです)。 |
この一件のあとで、ふと山小屋の近くの公衆電話のことが心配になりました。
ひょっとするとあの電話もそろそろ消えて無くなってしまうのでは?
いえ、別にそのようなことがどこかに書いてあったわけではないのですよ。ただ、可能性として、あまり使われなくなった公衆電話が撤去されてしまうことは十分にあり得ると思ったのです。
そう思い当たり、消えてしまう前にこちらも記念撮影しておくことにしました。
ちなみに私の山小屋は日本でも屈指の豪雪地帯にあるため、公衆電話は地面より少し高いところに設置されているんですよ(階段付き)。
電話は公道に面しており、毎日何度か市の除雪車が巡回していると思われます。
除雪車と次の除雪車が来るあいだの時間に雪が降り積もるにせよ、この段差のお蔭で電話ボックスが埋もれてしまうようなことはないのです。
雪国ならではの風情、そして知恵だと思いませんか? |

豪雪で知られる長野県最北部。
こんな電話ボックスが日常風景なんです。

ちなみに、この電話は「日本国内専用」だそう。
外国人が故郷にかけることはできないのですね…。 |
このあと、せっかくなので公衆電話から母に電話をかけてみました。
母は県内の別の市に住んでいるのですが、10円玉1個で40秒ほど話せましたよ。
公衆電話独特のノイズの向こうで、母の声がいつもより妙に懐かしく聞こえたのは不思議なことでした。
皆さんのおうちの近くの公衆電話は、まだ健在ですか?
ではでは♪ |
▼・ェ・▼今週のクースケ&ピアノ、ときどきニワトリ∪・ω・∪

クースケは明日(7月4日)で5歳になります🎂
(※前号までの写真はこちらからご覧ください) |
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