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2006年12月31日号(第247号)
今週のテーマ:
プライベートな「行く年来る年」

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※インターネットラジオ上で『山田真美のインド縦横無尽』(1時間番組)を有料配信いたしております(1月末日まで)。インタヴュアーを引き受けてくださったミュージシャンのサエキけんぞうさんから投げかけられる鋭い質問の数々に、山田がビシバシ本音で答えます。詳しくはこちらをご覧ください。
※現在発売中の『NHK英語でしゃべらナイト』12月号に、英語の冒険ファンタジー“The Monday Monster”が掲載されています。
※『死との対話』の中国語翻訳版『印度生死筆記』が入荷しました。ご希望の方には、今回に限り送料込み1,160円の特別価格にて頒布いたします(お届け先は日本国内のみ、お1人様1冊に限らせて頂きます)。数量僅少につき商品が終わり次第販売を終了いたします。お問い合わせはmami@yamadas.jpまで。
 あれよあれよという間に時は過ぎゆき、気がつけば、今日は大晦(おおつごもり)
 もうすぐ1年が終わりです。

 「週刊マミ自身」読者の皆さまには、2006年も本当にお世話になりました。

 家族ともども健康で心豊かな1年を過ごせましたこと、まずは心から感謝申し上げます。

 2006年1月、私はこのページで「今年は時間を大切にします」と宣言しました。

 遅かれ早かれ、いつかは終わりの時がやって来るタイムリミット付きの持ち時間を無駄にすることなく、天から与えられた時間を100%活かしたい。

 そんな気持ちから飛び出した「時間を大切に」という言葉でしたが、あれから12ヶ月。
 果たして私は当初の目的を達成できたのでしょうか。

12月25日、太陽系第三惑星の某所にて
【2006年、プライベートでいちばん忘れられない出来事】

1位:第十四世ダライ・ラマ法王と再会、
 「第三次世界大戦を回避するために私たち一人一人に出来ること」のテーマで
 2度目の単独インタビュー(8月21日)。

2位:密教の研究のため、高野山大学大学院に入学(9月)。
3位:四国八十八箇所巡り(お遍路さん)を開始。

 そのなかでも特に、ダライ・ラマ法王と過ごした時間は、まるで宇宙大の永遠のように感じられました。
  
(左)法王と私(成田ヒルトンにて)     (右)高野山大学大学院後期セメスター入学式
【2006年、私が選んだ世界の三大ニュース】

1位:サダム・フセイン元イラク大統領への死刑執行(12月30日)
2位:北朝鮮の核問題
3位:
ローマ法王ベネディクト16世のイスラム批判発言
(9月12日)

次点:世界人口が65億人を突破。

 ちなみに1800年、世界の人口は10億人。100年後の1900年には、20億人に倍増。
 さらに1960年には30億人。1974年には40億人。1987年には50億人。1999年には60億人。
 国連の予測によれば、世界人口は2050年で91億人に達するそうです。

1月、夫(山田真巳)の個展を開催中の東京
アメリカンクラブにて、右から島津貴子さん、
土井たかこさん、私
【2006年、新たにチャレンジしたこと】

 茶道を習い始めて3年にして、ようやく正式なお点前デビュー(11月12日、椿山荘にて)。

 中学校の英語教科書(New Horizon1〜3)で習う948単語だけを使って書いたファンタジー“The Monday Monster”を発表(「NHK英語でしゃべらナイト」12月号に収録)。

 2007年からは、大人向きの本もどんどん英語で書き下ろしてゆくつもりです。
  
(左)椿山荘にてお点前デビュー (右)“The Monday Monster”の表紙
【2006年に失われたロマン】

 『007』のジェームズ・ボンド役が変わったこと。

 ピアース・ブロスナンの甘いマスクと、ちょっぴり古めかしい香りのする演技こそがジェームズ・ボンドのキャラに相応しいと信じて止まないファンのひとりとしては、彼が降板したことは本当に残念

 ちなみに最新作『007 カジノ・ロワイヤル』は、劇場公開される前にプレミアム試写会に招待していただきました。

 芸能人が綺羅星の如くひしめく招待者席、私はなんと郷ひろみさんと並びの列(叶姉妹よりは3〜4列前)という最高のポジションでした。

 スクリーン上の新ボンドより、郷さんのほうが気になった私です(笑)。

10月に徳島で開催された日本文化デザイン会議
でレクチャーする、左から日比野克彦さん、黒川
紀章先生、私
【2006年、印象に残った一言】

 1月に催された新年パーティーの席上、お友達のフランソワーズ・モレシャンさんから発せられた次の一言。
「真美サン、貴女には絶対に、
ショート・ヘアーのほうが似合うと思いマ〜ス!」

 その言葉を聞いた私は、その日のうちに美容院に飛び込んで髪をバッサリ切ったのでした。

 年の始めに髪をバッサリと切ったことは、私にとっての2006年が捨てるべき過去とは訣別し、新しい目標に向かって歩き始めた変化の年であったことを、何よりも如実に表わしていたように思います。

7月に大本山護国寺にて開催した「チベット砂
曼荼羅ライブパフォーマンス」の会場にて
【2006年に訪問した外国】

 イギリス(5月)。
 『フォーブス』が2005年度の世界の大富豪第3位に選んだ鉄鋼王・ミッタルさんのロンドンの豪邸に招待され、行って参りました。

 台湾(12月)。
 私の本(死との対話)の中国語版(印度生死筆記)が台湾の先覺出版から出版され、出版社の方々とお逢いして来ました。

台湾最大の書店チェーン、誠品書店の本店で。
(私の横に置かれているのが『印度生死筆記』)
【2007年に訪問する予定の外国】

 インド(1月)。
 今回はホテルではなく、お友達の大富豪(某財閥の御曹司)宅に泊めていただきます。

 スウェーデンとその近隣諸国(6月)。

 シドニーに留学中の娘のLiAが、お蔭様で成績優秀者として表彰され、半年間スウェーデンの大学に留学させていただくことになりました。

 6月に向こうで娘と合流して来ます。

4月15日、港区国際交流協会(MIA)主催の講演
会でカウラ事件をテーマに英語で講演
【2007年の目標】

 インドの大富豪をテーマとした単行本の出版(7月後半を予定)。

 日印両国の歴史を通じて最大規模のものとなるインド現代絵画展の開催(7月18日〜23日、上野の森美術館)。

 インド人若手マジシャンによるマジックショーのプロデュース。

 ますます精進して茶人としての研鑽を積む。
 最初の目標は、雛の茶会(3月3日開催予定)のお点前者を立派に勤めること。

 そして、修士論文の執筆。

4月、大好きな女友達と一緒に着物で観桜会。左
から鳥居晴美さん、私、みずほちゃん、ミナさん、
白浜利司子さん、アコさん
【2006年の最後に飛び込んで来た素敵なニュース】

 読者さんのNちゃんに、初めての赤ちゃんが誕生。とっても元気な女の子だったそうです。

 おめでとう、Nちゃん♪
 年が明けたら、お祝いに行きます。そのときは、赤ちゃんを抱っこさせてくださいネ。

8月に高田公園で見た1輪の蓮の花と、そこへ
「着地」しようとしている1匹の蜜蜂
 こうして静かに2006年を振り返ってみれば、細かなことは色々あったけれど、とても幸せな1年だったと思います。

 それもこれも、いつも私を温かくサポートしてくださる皆さまのお蔭です。
 本当にありがとうございました。

 2007年は、より加速度的に、より密教的に、そしてより楽しく我が道を邁進して参る予定でおりますので、どうぞご期待ください。

 皆さまもお健やかに、良いお年をお迎えくださいますように。

 Wish You All a Happy and Prosperous New Year♪
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


2007年もよろしくお願いいたします♪

※前号までの写真はこちらからご覧ください
事事如意
2006年12月31日
山田 真美