2016年1月24日号(第551号)
今週のテーマ:山に籠って執筆、ときどき上京
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今年度の大学の授業が全て終わりましたので、山に籠っております。
ちなみにうちの山小屋は、隣の家から約2キロ離れているうえ除雪のサービスがないため、冬期間は郵便や宅配便の配達人のかたを含め、基本的にどなたもやって来ません(ただし鹿やイノシシが庭まで来ることはあります)。
当方が所有する自家用雪上車(下の写真)でみずから外出することはもちろん可能ですが、自分から出かけなければ人に会うことは一切ありません。
(日本で今こんな生活をしている人が一体何人いるんだろう。我が家以外では富士山の樹海に入っている自衛隊のレンジャー部隊ぐらいなのでは?)
などと、ふと思うこともあり……まあ、それは大袈裟としても、かなりレアな生活であることは確かですね。 |

「わーい、やっと僕の出番が来た!」と言いたげな雪上車。
日本の大原製作所が一台一台手作りした伝説の名機(SM5D型)です。
1969年生まれ。メーカーさんによれば、この型で今も現役で
動いているのは全国でうちの一台だけだそう。大切に乗って、
2019年には50歳の誕生日を盛大に祝ってやりたいと思います♪ |
もちろん、山籠もりと言っても篭りっぱなしというわけではありません。ミーティングやパーティーなど用事があれば新幹線で上京します。が、それ以外は基本的に籠っております。
「マミリンさん、東京にも住む場所があるのに、なぜわざわざ不便な山の中に?」
とたまに聞かれるのですが……だって、雪って本当に綺麗なんですよ。それに不便というものは案外楽しいものだと私は思うんですよね。色々と自分で手づくりしたり、少ないモノや古いモノの中で工夫したりすることが好きなので。あ、それに山小屋のまわりは温泉だらけですし(←ここ重要ポイント(笑))。
そんなわけで山に籠ることは私にとっては苦にならない、それどころか至福の時とさえ言えるのです、はい。
さて先週は用事があって2泊3日で東京へ行ってきました。今回の仕事は国際交流基金とインド大使館の共催によるパーティー(「アジアの価値観と民主主義シンポジウム前夜レセプション」@ホテルニューオータニ)と講談社さんとの打ち合わせの2つだけです。 |

講談社さんの入り口付近。 |
しかしそれだけで山にトンボ返りするのは少し勿体なかったので、美容室に寄り、夕食は慶応ボーイ(息子)と一緒にお鍋。 |

髪の先を少しだけ切ってリフレッシュ♪ |
さらに翌日は娘&孫娘とランチデートをしてから、帰りの新幹線に飛び乗りました。 |

孫娘は今、生後10か月。こういう子ども用の
椅子にきちんと座っていられるようになったので、
俄然、外食がらくちんになりました!

大人もゆっくり食事ができて大満足。

孫娘の食事は娘が作って家から持参しましたが、
大人の食べ物の中にも食べられるものがあり、
「一緒に食べる楽しみ」がぐっと広がってきました♪

孫娘の手と私の手。

食事を終えて影遊びをする孫娘と私。 |
……というわけで今回も、お蔭さまで有意義な上京でした。
ここで話はガラッと変わりますが、これまで使っていたお財布がだいぶ老朽化しましたので、このたびこちらのお財布(下の写真)をデビューさせました。
とてつもなく日本的でしょう?
実はこれ、あるかたの手作り。世界に一つだけのお財布なんです。
私は風水その他、そちら系のことにはまるで興味がないのですが、お財布を取り出すたびに富士山が見えるのは、なかなか悪くない気分です。
ひょっとしたら金運がアップするんじゃないか……な~んて思ったりしているのですが、思っていると、そのうち本当にそうなるかも知れませんね。そうなったら豪華な読者さんプレゼントをジャンジャン付けますから、楽しみにしていてください(笑)。 |

表側には富士山と下駄と奴凧。

裏側には舞妓はんと手裏剣と水ヨーヨーと波らしきもの。
This is Japanって感じでしょう(笑)。 |
今月の残りは、5月末に講談社さんから出版が予定されるインド本の原稿に「手直し」を加えることに出来る限り専念したいと思います。あ、その間も温泉行きだけは欠かしませんけどね(笑)。
皆さまも健やかな週末をお過ごしくださいませ。
ではでは♪ |
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪

ブースケがパンダの背後で舌をペロリ
(※前号までの写真はこちらからご覧ください) |
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