2016年4月16日号(第554号)
今週のテーマ:孫娘の誕生日と息子の大学卒業
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一か月もご無沙汰してしまいましたことを、まずはお許しください。
また、4月14日に発生した「平成28年熊本地震」に被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
このところ、本の仕上げ作業にかかりきりでした。
なにしろこの10年間は学術論文ばかり書いてきた私。そのせいで一般書の書き方をすっかり忘れてしまい、文体のリハビリにずいぶん時間がかかってしまいましたよ。
まあ、そうでなくても今回は新書(しかも対象は主に40代の男性ビジネスマン)ということで、これまでとは書き方が少なからず違ったわけですが。
復帰第一号となる本書は、5月20日に上梓いたします。
タイトルその他詳細は、次かそのまた次の「週マ」にてお知らせできるものと思います。ご期待ください! |

こちらは朱を入れ終えた初校ゲラ。今月はこのあとさらに再校ゲラと格闘します! |
そんななか、3月は孫娘の1歳の誕生日がありました。 |

孫娘の誕生日にて。娘が作ってくれた三角帽をかぶるの巻。

帽子には 1 Year Old Grandma の文字が。
たしかに私、グランマとしては1歳ですね♪

孫娘はとても絵本が好きな子なので……

……本を2冊プレゼントしました。

こちらは最近流行の「えらびとり」。
好きなアイテムを1つだけ選び取らせ、将来(の職業)を
占ってみるという遊びなんですって。

嬉しそうにアイテムを選び取る孫娘♪ |
「えらびとり」という遊びは、1歳になった子が無邪気に選び取ったアイテムから、その子の好みや将来の職業を占って楽しむというもの。
普通はせいぜい5~6個のアイテムしか置かないようですが、我が家ではそろばん、聴診器、ルーペ、絵筆、国語辞典、楽器、テニスボール、パスポート、花札などなど全部で14個のアイテムを置いてみました。
ちなみに、「聴診器なんてどうやって入手したの?」というご質問があるであろうことを想定して申し上げますと、山田家はもともと江戸時代に幕府の御殿医、その後は講談に登場するほど有名な浅草の漢方薬局を経営していた医薬の家系。今でも聴診器は家の中に普通に置いてあるんです(笑)。
色々な選択肢を与えるために14個のアイテムを置いておいたところ、孫娘は少しも迷わず水晶の数珠を選び取っておりました。この意志の強さと精神世界への関心は、きっと私ゆずりに違いありませんね(←早速バババカです、すみません(笑))。
それにしても「えらびとり」というイベントは、私が子育てをしていたときにはなかったと思いますが、今は1歳の誕生日に行なう定番の遊びなのだとか。
少子化の時代、ベビー用品業界のアイデアで生まれた新行事なのでしょうか。経済学部のプロフェッサーとしては非常に興味深く思いました。このあたりの事情、時間のある時にリサーチしてみようと思います。
孫娘の誕生日の数日後には息子が大学を卒業いたしました。 |

東急東横線の日吉駅前は卒業生とその家族で大賑わい。

大学の卒業式って、最近は家族席が設けられているんですよ。
慶應の場合は、家族は別会場で、大スクリーンに映し出される
卒業式を観覧するというやり方です(入学式も同じ)。
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最初はインペリアルカレッジ・ロンドン(英)で化学を専攻し、その後、慶應義塾大学でコンピュータ・サイエンス(主としてビッグデータの解析)を学んだ息子。お蔭さまで第一希望の企業に入れていただき、この4月から社会人としての第一歩を歩み始めています。
振り返ってみれば、上の子(娘)が生まれてから既に30年。ずいぶん長い道のりでしたが、このご時世にどうにか親としての責任を果たすことができたのは、ただただ幸運なことであったと思います。
この間ひとかたならぬお世話になりました皆さまに、この場をお借りして衷心より感謝申し上げますとともに、今後も変わらぬご指導のほどを何卒よろしくお願い申し上げます。 |

昨春、孫娘が生まれてすぐに植樹した枝垂れ桜。

同じときに植えた陽光桜。どちらも間もなく初めての花が開きます。

こちらは裏庭の水芭蕉。例年より3週間は早い開花です。

ご近所の菜の花畑。こちらも例年より3週間は早い開花。 |
なお私、昨年に引き続いて今年も客員助教授としてインド工科大学ハイデラバード校に赴任することになりました(8月に集中講義をしてまいります)。
そのご報告もさせていただきたかったのですが、夜も更けてまいりましたので、その話はまた別の機会に。
皆さまには、どうぞ健やかな週末をお過ごしくださいませ。
ではでは♪ |
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪

ヒヨコの頃から仲良しの雄鶏と
(※前号までの写真はこちらからご覧ください) |
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