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2017年3月30日号(第574号)
今週のテーマ:
なぜか香港
 10年以上も前から温めていた空海がテーマの一冊。
 ついに機が熟したようです。

 先日、馴染みのバーのカウンター席で編集者さんと話していて、

「もうそろそろ書いてもいい頃じゃないですか?」
「そうですね、では今年は書きましょう!」

 あっと言う間に話がまとまり、全体を何章で構成するかというような素案までその場で決まり、そのあとは私の頭の中で全体の構想が急速に組み立てられつつあります。

 それに伴い、このあたりで気分をガラッと変えたいという思いが強くなってまいりまして、今夜あたりからちょっと香港へ行って来ることにしました。

藪から棒になぜ香港?

と問われると困るのですが……。そもそも空海は香港へ行っていないし(笑)。

 実は、空海本を書くことが決まった直後に香港へ行くことになったのは、ちょっとした(本当はちょっとどころか深い意味があるのかも知れませんが)不思議なめぐり合わせでした。

 話が長くなってしまいそうなので、そのあたりの事情は今日のところは割愛させていただきますが、ともあれ今回もご縁に導かれての香港行きであるということだけ申し上げておきます。

今回は空海との語呂合わせで「クーカイ」づくめでまいります。
時計もクーカイ……



……バッグもクーカイ。写真に写ってはいませんが、実は
カード入れも小物入れもハンカチもクーカイなんです(笑)。
 ちなみに今回の宿泊先はホテルではなく、20年来の女友達の家。
 20数年前、私がインドの首都ニューデリーに住んでいた頃からの友達です。

 実は、彼女と私の関係はインドマジック繋がりなんですよ。

 と言っても彼女自身はマジシャンではないし、どちらかと言うとマジックとは何の関係もなさそうに見える女性なのですが、私が彼女と一緒にいると、なぜか伝説のマジシャンがひょっこり現われるという実に奇妙なジンクスがありまして。

 このことは拙著『マンゴーの木』(幻冬舎・刊)に詳しく書きましたので、本をお持ちの方は第2章「香港コネクション」から第3章「四度目の正直」あたりをお読みになってみてください。ここに登場するメイさんという女性こそが、今回香港でご一緒する彼女です。

 香港の休日、何か予想もつかないほど面白いことが起こるんじゃないでしょうか。

 お土産話は次の「週マ」までお待ちいただければ幸いです。
 ではでは♪
 ▼・ェ・▼今週のクースケ∪・ω・∪ 


人生初のショッキンググリーンの
スーツケースで気分が一新。
クースケも一緒に行きたそう!?

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2017年3月30日
山田 真美
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