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2022年5月22日(第686号

今週のテーマ:
初夏の神田川クルーズ
 初夏の一日、思い立って日本橋川・神田川・隅田川クルーズに参加してきました。

 日本橋からスタートして、時計回りに、常盤橋、鎌倉橋、神田橋、一ツ橋、俎橋……と(私の数え方が間違っていなければ)全部で44の橋をめぐり、最後に日本橋へ戻ってくる90分のコース

 江戸時代以降の東京の治水事業の歴史を学びながら初夏の週末を楽しんだ、とっても素敵なプチ船旅でした。
 料金も大人一人2,800円と、まあまあリーズナブルだったんですよ。

 それにしても、今回初めて知ったのは、江戸を流れる多くの川が幕府の命を受けた伊達藩(仙台藩)によって築造されたという事実です。

 これって面白いですよね。

 当時、奥州で圧倒的な経済力を誇っていた伊達。
 江戸幕府の立場に立てば、一番気をつけなくてはならないこわい相手と言えるでしょう。

 それで、生かさぬように、殺さぬようにとばかり、次々と伊達藩にお金のかかる仕事を命じていたのでしょうか。

 もっとも、逆説的に考えれば、こうした治水事業を請け負って立派な仕事を残したからこそ伊達藩は存続できたとも言えますよね。

 正直なところ、これまであまり考えたこともなかった江戸・東京の治水の歴史ですが、今回のクルーズを機に、俄然、興味が湧いてきた私です。

クルーズ出発点の川を隔てて反対側にある
「乙姫広場」で記念撮影。ここは日本橋魚河岸
発祥の地とのこと。



この船でクルーズしました。44人乗り。満席でした。
屋根がないので開放感一杯です。



左はガイドさん。お話が上手で知識豊富な方でしたよ。



川のほとりに停泊中の屋形船。



同じく屋形船。見ているだけで気分がワクワクします。



隣を通り過ぎてゆくのはTOKYO CRUISEの「ヒミコ」。
松本零士さんのデザインで、いつ見ても未来的です。



新しい橋、古い橋。こんなにバリエーション
豊富だったかとビックリするほどたくさんの
種類の橋が架かっていたんですね!



こんなカフェから船を眺めるのも楽しそう。



90分のクルーズを終えて日本橋に戻った船を、
麒麟像が出迎えてくれました。



日本橋という橋には、全部で32頭の獅子がいる由。
これはそのうちの一頭。なかなかの面構えです。



クルーズが終わり、船着き場に戻るところ。
 今回、実感したのは、どこの橋の上にも散歩途中のような風情の人々がおり、かなりの確率で船に向かって笑いながら手を振ってくれたこと。

 船に乗っている私たちも、もちろん笑顔で手を振り返しましたよ。

 人情があって、よいですね。
 そんな一瞬の出会いも楽しい初夏の一日でした。

 この雰囲気にすっかり味を占めたので(笑)、夏のあいだにもう一度、似たようなクルーズをしてみようと思います。

 次回は90分ではなく、5時間40分という長丁場のコースに挑戦しますよ。
 そのご報告は、いずれまた!

 皆さまもステキな週末をお過ごしくださいネ♪
 ▼・ェ・▼今週のクースケ&ピアノ、ときどきニワトリ∪・ω・∪


庭の片隅にあるお地蔵様の
前を闊歩するオンドリさん

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2022年5月22日
山田 真美
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