2021年8月21日(第672号)
今週のテーマ:インド魔法トークショー@秋葉原、無事終了 |
IMPORTANT NOTICE
My lectures at Indian Institute of Technology Hyderabad (IIT-H) will be
conducted online on the following schedule. Please share this information
with current IIT-H students who might be interested.
Dr. Mami YAMADA / JAPAN AND ITS CULTURE
LA 1410 / 22 Sep. - 27 Oct., 2021 / 3-4 segment
※For more information, please contact the Department of Liberal Art.
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去る8月15日に秋葉原和堂(あきはばら・なごみどう)にて開催されたトークショー「インドの古代魔法「マンゴーの木」を求めて――魔法とマジックから見たインド」は、お蔭さまで大好評のうちに終了いたしました。
会場でご参加くださった皆さまをはじめ、オンラインでご視聴くださった皆さま、「聞き手」を務めてくださったサーカス学会会長の大島幹雄さん、主催者である千言万語さん(代表・行方隆人さん)と関係者の皆さま、そのほか関心を持ってくださった全ての皆さまに心から御礼申し上げます。 |
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今回のトークショーは、8月11日から17日まで7日間連続で行われたカルチャー・トーク・イベント(主催:千言万語)の一環として行なわれたものでした。
当日は、14人限定で会場での観覧が可能だったほか、複数台のカメラを駆使しての臨場感あふれるWEBライブ配信も行なわれ、いわゆるハイブリッド方式で進行しました。 |
トークショーに先駆け、インドでは魔法の神様
として知られるインドラ神(日本では帝釈天の
名で知られています)にお参りして来ましたよ。 |
イベントのコンセプトの一つが話し手×聞き手の掛け合いトークだったため、今回の仕事を引き受けた私がまず真っ先にしなければならなかったのは聞き手を探すことだったんです。
と言っても人選に迷うことはなく、考え始めてからわずか3秒(笑)で友人の大島幹雄さんのお顔がパッと頭に浮かんだのですが。
大島さんは、2年前に引退するまでサーカスの呼び屋さんをしていらっしゃった人で、それとは別にインドの大道芸やストリートマジックにも造詣が深いお方。
しかも、私との出会いは拙著『インド大魔法団』をお読みになった大島さんがコンタクトしてきてくださったという、もろにインドマジックが取り持つご縁。
「大島さんしかいませんね」
ということで、あっと言う間に「聞き手」が決まったのでした。
ちなみに普段の私は原稿なしで一人で何時間でも話し続けるのが得意で、今回のように第三者(聞き手)に入ってもらうのは、実はすごく珍しい事態だったんですよ。
実際にやってみると、私一人では絶対に行かない方向に向かって話がドンブラコと流れてゆくのを見るのは、なかなか新鮮な体験でした(笑)。 |
トークショー会場は、通常は50名定員。
今回はコロナ対策のため14名限定とさせて
いただき、それ以外の皆さまにはオン
ラインでご視聴いただきました。
当日、会場のお客さまにお配りした資料一式。
インド地図+私の活動を報じる記事など。 |
今回のトークでは拙著『インド大魔法団』と『マンゴーの木』の裏話と後日譚があとからあとから、出るわ出るわ(笑)。
一例を挙げれば、
『インド大魔法団』が清流出版、『マンゴーの木』が幻冬舎からそれぞれ出版された衝撃(笑撃?)のいきさつ。
北インドのラクノウ(ラクナウ)の魔法使いからもらった白い石がたどった顛末。
私が「かき回した」ために復活した数々のインド古典マジックのこと。
4,000匹のコブラを「保護」する話。
『マンゴーの木』の最後に登場するモンゴル人ドクター、ツァガダイ先生のその後と、108歳のマジシャンが12年後に120歳になって再登場する、嘘のような展開。
そして、2019年になって突如アプローチしてきた真打ち中の真打ちと呼ぶべきインド最大のマジシャンの謎。などなど。
こうやって改めて書き出してみると、我ながらずいぶん不思議な話題満載のトークショーですね(笑)。
でもこれ、すべて事実なのです。
インドを知っている方ならわかってくださるでしょうが、こういうありえないはずのことが現実に起こってしまうのがインド。
参加者のお一人がいみじくもおっしゃったとおり、「会場のみんなで魔法の絨毯に乗ってたみたい」な素敵な時間が、まさに魔法のように現出したような気がします。
当日は旅行業界の方(実は大学の後輩)が参加してくださったのですが、その方からは、
「先輩。コロナ禍が明けたらインドの魔法を観に行くツアーを企画しましょう! プロデュースしてくれませんか?」
という面白すぎるお話を既にいただいています。
ワクチンが行き渡り、コロナ禍が収束したら、ぜひともそういう皆さんと楽しめるイベントを企画してみたいですね。
その折には、皆さま、ぜひ参加なさってください! |
向かって左は聞き手でサーカス学会会長の
大島幹雄さん。写真提供は千言万語さん。 |
いずれ魔法トークショー第2弾も企画したいと思います。
いつになるかわかりませんが……気長にお待ちいただけますと幸いです。
なお、イベントのアーカイブ動画をご覧になりたい方はこちらからご購入になれます。
手前味噌ですがかなり面白いと思いますので、ご関心のある方はご覧になってみてくださいネ。
ではでは♪ |
▼・ェ・▼今週のクースケ&ピアノ、ときどきニワトリ∪・ω・∪
昼寝中のクースケ。爆睡して
おりくすぐっても起きません。
(※前号までの写真はこちらからご覧ください) |
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