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2019年10月2日(第631号

今週のテーマ:
ナマステ・インディア2019 - 満員御礼
 
 お知らせ: カウラ事件75周年記念式典報告会
秋も深まる頃、カウラ事件75周年を総括して講演をさせていただく運びとなりました。
日時: 2019年10月13日(日)午後5:30~7:30
場所: スタジオEASE目黒(東京都目黒区)
参加費: 1,500円
最後のカウラ事件サバイバーである村上輝夫さん(99歳)も参加なさいます。当日はサクラシラーズ(カウラワイン)のほか、カウラ事件に関係の深い「スペシャルスイーツ」もご賞味いただく予定です。完全予約制とさせていただき、お席がなくなり次第、締切とさせていただきます。
お問い合わせ・お申し込みはまで。
※今週の「週マ」は読者さまプレゼント付きです。ぜひ、ご応募ください!

 10月に入ったというのに蒸し暑い日が続きますね。
 皆さま、いかがお過ごしでしょう。

 さてさて、先日は代々木公園で開催されたナマステ・インディアでの講演『観光ガイドに載っていないインパールとその周辺の最新情報』にご来場いただき、誠にありがとうございました。

 お蔭さまで講演会は大盛況
 お席が足りず、立ち見をしてくださった方もいらっしゃるほどでした。

 インドに熱い関心を持っていただきましたことに、改めて心から感謝申し上げます。
 
当日のチラシ
 さて、ここ数年連続してナマステ・インディアで講演させていただいている私ですが、今年、聴講者の方々を見渡して抱いたのは、

(あれ? 昨年までに比べて男性が多い?

という感想でした。

 いや、私の勘違いかも知れないのです。そもそもこれまでの聴講者の男女比データを持っているわけではありませんし、これはあくまでも直感的なイメージに過ぎません。

 でも、もしも今年、実際に男性客が増えていたとしたら、その原因は演題にインパールというキーワードが入っていたことにあるのかも知れない。

 なにしろ、「インパール」と言われて日本人なら即座にインパール作戦=戦争を思い浮かべるでしょうし、戦争に興味を持つのは圧倒的に男性が多いと思われますので。

 ……真偽の程は不明ながら、そんなことを色々と想像しておりました。

 それから今回、幼稚園児から小学生ぐらいまでの小さなお子さんが4~5人、講義を聞いてくれたのは嬉しいサプライズでした。

 その子たちは、もちろん親御さんに連れて来られた子どもたちなんですが、私がけっこうな早口で話す大人向きの話を、最初から最後まで騒がず真剣に聞いてくれたんですよ。

 実は、私は講演会の途中でいきなりクイズを出しては会場の皆さんに答えを当ててもらい、正解者に粗品をプレゼント……というようなことを常々やっているんですね(笑)。

 例えば日印関係に関する話の中で、

「それではここでクイズです。日本へ公式にやってきた初めてのインド人は誰でしょう」(※答えはこのページの最後にあります。)

……というような問題を出し、皆さんに考えてもらうわけです。

 だって、こうやって聴衆にも参加していただけば、自分から関心を持って楽しんでいただけるじゃありませんか。

 で、今回もクイズ大会を開催したところ、最後の問題のときに小学4~5年生と思しき女の子がさっと手を上げ、ハキハキと答えてくれたんですよ。

 残念ながらその子の答えはハズレでしたが、とは言え、問題それ自体が難しかったので、大人を含め最後まで誰も正解できなかったのですけどね。

 ともあれ、その女の子が講演を最後までしっかり聞いて内容を理解しようとしてくれた姿勢は何よりも素晴らしかったですし、大勢の中で堂々と自分の考えを発表してくれた勇気に敬意を評し、粗品を2つあげました。

 こんなふうに自分で考え行動できる子たちが増えてくれると心強いですね。

 ちなみに今年の粗品はステッカー式のビンディ(インド女性が眉間に点けるヒンドゥー教徒の印)でした。

 去年の粗品は確かガネーシャ神のキーホルダーだったかな。

 こう見えても、毎年色々と趣向を凝らしているのですよ、はい(笑)。
 
今年6月に訪問したばかりのインド最北東部について講演しました。
外国人はもちろんインド人も行くチャンスが少ない辺境の地です。



こちらは私が顧問を務めるヒマラヤ・グローバルスキル研究所(アルナー
チャル・プラデーシュ州)について話しているところ。同州への入域には外国
人もインド人もそれぞれ入域許可証が必要。まさにインドの最奥部です。



インド最北東部の7州は「七姉妹=The Seven Sisters States)」と
呼ばれます。そのなかでアッサム州の人口だけが桁違いに大きく、
7州を合計した人口のうちの約3分の2を占めています。
 今年、諸般の事情でナマステ・インディアにいらっしゃれなかった皆さま。

 どうぞ来年こそは粗品を目指して(?)、私の講演会にも遊びに来てくださいね(笑)。
 気長にお待ちしています♪

※「ナマステ・インディア」は毎年9月の終わり頃に代々木公園で行なわれる日本最大級のインド祭です。インド料理あり、ショッピングあり、音楽あり、踊りあり、講演あり、ナンデモアリのインド漬けの2日間(入場無料)です。

 詳しくはこちらをご覧ください。
↓今週のおまけ(9月後半の写真アルバムより)↓



映画『ジョアン・ジルベルトを探して』を観てまいりました。
ジルベルトを愛する人には絶対の必見ですが、それ以外の人には
勧めかねる、恐ろしくマニアックで危険な作品でした(笑)。
ジルベルトの元妻ミウシャの言葉、「ある狂った男を探し求めた
別の狂った男が作り上げた、1人の狂った男の映画」が言い得て妙。



大の仲良しのファッションデザイナー、岡正子さんによる
ファミリー向けショーに、なんと「モデル」として参加させて
いただきました。詳細はいつか書かせていただきますね。



孫娘(4歳半)との楽しいひととき。しょっちゅう会っていますが、
それでも会うたびに成長を実感します。子どもってスゴい。



山小屋の裏庭でシイタケ栽培(自宅用)始めました(笑)。
 ……というわけで、バタバタと10月に突入です。

 2020年のダイアリーを買いました。今年より少し薄めの上品なピンクです。
 年内にもう一度海外に行く可能性が出てきたので、その準備も始めました。
 空海の小説は亀のようにゆっくり(笑)書き進めていますので、完成までもう少しお待ちください。

 今年もあと3か月ですね。全力投球します。

 皆さまもお健やかに、そして、ますますステキな毎日をお過ごしくださいませ。

 ではでは♪
 
「月刊インド」9月7日号
 【 読者さまプレゼント 】
 今回のナマステ・インディアで講演した内容を含む拙文『インド最北東部最新事情見聞録2019~七姉妹(セブン・シスターズ)を訪ねて』が掲載された「月刊インド」9月7日号(公益財団法人日印協会発行=写真上)を、先着10名の方にプレゼントいたします。

 ご希望の方は、

①お名前
②メールアドレス
③ご住所(郵便番号も)
④山田真美へのメッセージ(今後どんな本を書いて欲しいか、これまでの作品や仕事で何が好きか、などなど自由なご意見をお聞かせください♪)

を明記の上、までメールにてご応募ください。
 10名に達し次第締め切らせていただきますので、お早めにどうぞ!

 尚、いただいた個人情報は当該プレゼント発送以外の用途には使用いたしませんのでご安心ください。

※クイズの答え: 仏教僧の菩提僊那(ぼだい・せんな)
 ▼・ェ・▼今週のクースケ&ピアノ、ときどきニワトリ∪・ω・∪


クースケもピアノもドライブが大好き。
お出かけを楽しみにしているようです。

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2019年10月2日
山田 真美
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