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2008年1月6日号(第284号)
今週のテーマ:
世にも珍しい七福神めぐり


Front Cover
'WHEEL OF DESTINY"出版のお知らせ
このたびニューデリーの出版社Mudra Booksより、拙著'WHEEL OF DESTINY'が出版されました。
 ★発行年月日:2007年10月29日
 ★言語:English
 ★ISBNコード:81-7374-145-7
 ★体裁:ペーパーバック467ページ
 ★価格:390ルピー(インド国内税込み価格)
 ★カバーデザイン:LiA
本書は『インド大魔法団』と『マンゴーの木』が1冊になった英語版です。ご注文はEメールにてmami@yamadas.jpまで。残部僅少となっておりますので、品切れの際は何卒ご容赦ください。

Back Cover

 ここ数年、お正月には七福神めぐりをすることが習慣化している私ですが、今年は、

「有楽町の西武百貨店の中には、世にも珍しい七福神が鎮座ましましているらしい」

と風の噂に聞き、矢も楯もたまらなくなって早速、行って参りました。

銀座4丁目の交差点。有楽町西武まではここから
徒歩4〜5分です
 有楽町西武百貨店に鎮座する七福神は、木や石で出来た普通の仏像ではなく、三次元立体写真つまりホログラムで出来た、いわば実体のない七福神です。

 7柱のうち、寿老人と布袋は(スポットライトが切れていたりした関係で)残念ながら肉眼で見ることすら難しい状況でしたが、それ以外の5柱(弁才天・毘沙門天・大黒天・福禄寿・恵比寿)は、どうにかこうにか、部分的に写真に収めることが出来ました。

 ディープ・ブルーの海の中にいるような、一風変わったミステリアスな雰囲気をお楽しみください。
寿老人


弁才天


布袋


毘沙門天


大黒天


福禄寿



恵比寿
  
 西武百貨店のホログラムは壁面に埋め込まれていて目立たないため、ほとんどの買い物客は七福神の存在にすら気づいていない様子。

 店員さんのなかにも、せっかくの七福神の存在に気づいていない(あるいは、気づいていても価値を認めていない?!)人がいるようで、弁才天の前などは商品のスーツケースが山積み。そばに近寄るのがやっとの状況でした。

弁才天の前はこの状態。これでは
ドアの開閉も無理ですね……
 そこに存在しているにもかかわらず、大部分の人がその存在に気づかず前を素通りして行くという意味で、これぞまさしく選ばれし者のみに見える七福神(笑)といったところでしょうか。

 この不思議な七福神は、有楽町西武百貨店(ファッション館とビューティー館)の1階から7階までの間に、まさにバラバラに鎮座しています。都会の宝探しのつもりで一巡すると、けっこう面白いかも。少なくとも私は大いに楽しめましたよ。

 以上、2008年最初の七福神めぐりの記録でした。
 ではでは♪
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


新春☆走り初め(その2)
ラストスパートをかけるパンダ

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2008年1月6日
山田 真美