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2005年3月22日号(第168号)
今週のテーマ:
南半球より愛をこめて(その1)
※3月1日発売のJA(農協)の月刊誌「家の光」4月号に、山田真美の書き下ろしエッセイ「カンガルーの仔」が掲載されています。オーストラリア留学時代のカンガルー育児体験を綴ってみました。
※3月13日発売の「NHK英語でしゃべらナイト」4月号「カリスマ先生が明かす英語が上達する人、しない人」コーナーに「山田式英語上達法」が紹介されました。英語学習中の方は是非、参考にしてくださいネ♪
※「愛・地球博」オーストラリア館の公式パンフレットに、山田真美が数本のコラムを寄稿しています。宇宙飛行士の毛利さんなど数人の著者との共著です。オーストラリア館に行かれた際は何卒ご高覧ください。
 メルボルンから10日間ほどかけてハイウェイを北東に走り続け、無事シドニーに到着しました。

 休む暇もないハードな旅でしたが、お蔭様で取材のほうは予想以上にはかどっています。

 とは言え「トラベルはトラブル」とはよく言ったもの。今回は旅のしょっぱなにパソコンが壊れるという、今年最大の悲劇に見舞われてしまいました。

 私のパソコンは100ボルトから240ボルトまでの電圧に対応できる型で、海外でも変圧器なしで使えるモデル。これまでも海外取材のたびに活用していました。

 オーストラリアは240ボルトで、これまでの取材旅行では何の問題もなくこのパソコンを使えたのです。

 ところが今回、メルボルンのホテルでパソコンを起動しようとしたところ、突然ギャーギャーという悲鳴のような凄まじい音を立て、パソコンはそのまま昇天してしまったのです(合掌)。

 状況から見て、パソコンに付属している変圧器が何らかの理由で正しく作動せず、240ボルトの電圧が本体にそのまま流れたためにパソコンが電気ショック死したのではないかと思われますが、詳しい故障原因は帰国してサービスセンターで調べてもらわないとわかりません。

 原稿を書こうにも今はパソコンが使えず、少しばかり拍子抜けしているところです。

 なにしろ私の場合、パソコンを打つスピードが手書きの数倍は速いので、頭の中で思ったことを文字に直すのに、手で書いていたのでは全く間に合わないのです(同じ理由で「パソコンでしか原稿が書けない」という人は、世の中に大勢いるのでは?)。

 頭の中には書きたいこと(=原稿)が溢れているというのに、それを「ダダダダダ……」と勢いよくタイピングできないことが、これほどツライものだとは。
 ああ、早く秋葉原に行って新しいパソコンを買いたい(笑)。

 そんなわけで今回の「週刊マミ自身」は、シドニー市内にある娘の家で、娘のパソコンを借りて書いています。
 あと5分で娘が宿題を始めるので、それまでにパソコンを返さなければ(焦)。

 詳しい旅の報告は次回に譲るとして、今日のところはメルボルンの様子だけを簡単に写真で綴ってみました。
 何卒ご笑覧くださいマセ♪

メルボルンの中心部にあるフリンダース・ストリ
ート駅とその前を走るトラム(路面電車)。メル
ボルン市内の至るところには、色々なデザイン
のトラムが走っています



こちらのトラムはなんと無料。市内
を約50分かけてぐるりと回るので、
メルボルンに初めて行ったらとりあ
えずこれに乗ってみませう



メルボルン最古の遊園地「ルナ・パーク」の入口
は、かなり怖い!? 土日と学校が休みの期間
だけ営業しています。私が行った日はお祭りの
日だったため、遊園地は大混雑。「チケット売り
切れ」とかで、中に入れませんでした



メルボルンでは巻寿司が流行中。
とは言え「コーラとのセット」って、
一体何なんでしょう(笑)?



今回の旅でお世話になったメルボルン・ミュージ
アムの鉱物学者ビル・バーチ博士(左)とロビン・
ハースト博士(右)



黄色い台の上に乗っている石は、メルボルンの
近くの村(マーチソン)に落ちた隕石。専門家の
間では非常に有名な石で、アメリカのスミソニ
アンにも標本が置いてあります
 上の写真をご覧になって、

「カウラ事件の取材に行ったはずなのに、鉱物学者に逢ったり隕石を見に行ったり、山田真美さん、いつから石の研究を始めたんですか?

という声が聞こえてきそうですが、そのあたりの事情説明はいずれまたということで(笑)。

 そろそろ娘にパソコンを返す約束の時間なので、この先は次回に続く(笑)。
 ではでは♪
★★★今週のブースケ&パンダ★★★

※ブースケとパンダは東京で留守番をしています
ので、今週の写真はお休みさせていただきます。

※前号までの写真はこちらからご覧ください
事事如意
2005年 3月22日
山田 真美