旅に出ていない限り毎週土曜日に更新します。

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2007年8月18日号(第273号)
今週のテーマ:
夏休み日記(前半)
 ● お 知 ら せ ●
来る9月1日から10月31日までの2ヶ月間、
インド国立文学アカデミーの招聘によりアーナンダ・クマラスワミ・フェローシップ受賞記念講演をインド各地の国立研究機関ならびにデリー大学、ジャワハルラール・ネルー大学、インド工科大学などに於いて開催の運びとなりました。今回の訪問地はデリー、ムンバイ、チェンナイ、バンガロール、ハイデラバード、アーメダバード、ジャイプール、アグラ、ラダック、シッキムを予定しております。この間はホームページの更新が不定期となることが予想されます。皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくご了承の程をお願い申し上げます。
8月14日(火曜日)

 昨日から信州の山小屋へ来ています。

 さすがにここは涼しいですよ。もう赤蜻蛉が飛び回っています。
 窓を開け放したまま寝たところ、夜半に温度が下がって、あやうく風邪をひきかけました。

 夜は千曲川下流の河川敷で開催された花火大会を見に行き、帰りに近所の露天風呂に入ってきました。

 明朝は4時起きで蓮の群生池を見に行ってきます。
  
(左)庭の赤蜻蛉 (右)千曲川の河川敷での花火大会
8月15日(水曜日)

 今朝は予定どおり4時に起きて、新潟県上越市の高田公園へ足を伸ばしてきました。
 ここには、その規模と美しさにおいて東洋一と言われる蓮の群生池があるのです。

高田公園の蓮池にて
 その足で寄った先は、糸魚川市の能生海岸にある弁天神社(正式名称は厳島神社)。

 狂ったような猛暑の中、海水浴客を横目に見ながらの神社見物はかなりの“しごき”でしたが、そのあと「七福の湯」という名前のおめでたい温泉に行けたから、まあ結果オーライ。

 さらにそこから山小屋への帰路、山奥で素敵な“いで湯”を発見。その名も「不動の湯」

 なんと、そこは無人(管理者不在)。燃料寄付金として200円を賽銭箱にカンパすれば自由に入っていいのです。

 え、私ですか? もちろん入ってきましたとも(笑)。
 
 1日に2度も温泉に浸かってたため、今は心地よい疲労感に襲われております。
 今夜は、家の外で鳴いている秋の虫たちの声をBGMに眠ることにしますか。
  
(左)新潟県糸魚川市能生海岸の弁天神社 (右)管理人さん不在の「不動の湯」
8月17日(金曜日)

 が遊びにやって来たので、昨日は一緒に遊びました。
 犬の散歩をしたり、どうってこともない昔話をしたり。 夜は温泉へ行き、背中を流してあげました。

 考えてみたら、母の年上の親族はもう1人も残っていません。
 私も、祖父母4人と父を既に亡くしているので、母が最後の生きている直系のご先祖様ってことかな。

 お墓参りも悪くないけど、本当に大切なのはリアルタイムの親孝行ですよね。

 親孝行と言っても、とりたてて何かするわけではなく、一緒に散歩をしたり他愛もない話をしたり、庭に生えている茗荷を摘んだりと、ごく日常的な事柄ばかりなのですけれど。

 こういう平凡な時間の積み重ねが、つまりは親子の関係なのでしょうネ。
 
(左)近所のお百姓さんからいただいた野菜と果物 (右)井戸水を溜めて行水するのが山小屋の日課です
 今日はこれから仕事のミーティング出席のため、東京へ一時帰国(笑)してきます。

 この続きは、来週の土曜日に。ではでは♪
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


今年の夏も、山小屋のお気に入りの
椅子の横棒でアゴ休めしてます

※前号までの写真はこちらからご覧ください
事事如意
2007年8月18日
山田 真美