2023年4月8日(第695号)
今週のテーマ: 2か月の出来事~『ロスト・オフィサー』英訳完了 |
気がつけば2か月もご無沙汰してしまい、ごめんなさい。
相変わらずトライアスロン的な日々が続いておりました。
実は私、今からインドへ出かけるところなんです(汗)。
そんなわけで例によってあわただしく、本当に申し訳ないのですが…、せっかくですので出かける前に、この2か月の主な出来事だけでも振り返ってみたいと思います。
箇条書きで恐縮ですが、大体こんな感じの2か月でした。
・2月13日 紙漉き仲間と雪山歩き。最新のスノーシューズを履き比べてみました。
・2月18日 親友の岡正子さんが校長先生を務める専門学校のファッションショーを観せていただきました。テーマは「ノー・ボーダー」。
・2月20日 母とランチのあと、映画館で『仕掛人・藤枝梅安』を鑑賞。
・2月24日 慶應義塾大の学生団体S.A.L.の皆さんから頼まれて、インド文化に関するプチ講演会。そのあとは、昔お世話になった編集者さんと夕食をいただきながら久々に人生を語り合うの巻。
・2月25日 娘一家と会食。私の誕生日が近いということで、すっかりご馳走になり、その上ポケモンのチョコレート詰め合わせをもらって超ハッピー♪
・2月26日 2月3日に逝去された小学校時代の先生のお宅に弔問(クラスメート2名と)。
・2月27日 63回目の誕生日。今日は一日山にこもって心静かに紙を漉きました。よい誕生日でした。
・2月28日 某TV局のディレクターとインド関係の番組作りについてオンライン会議。
・3月 4日 古い友人(インド人)の娘さん(マユミちゃん)が来日したので、夕食をご馳走しました。なぜか沖縄料理。マユミという名前は、実は名付け親を頼まれた私達が考えた名前なのです。
・3月 5日 ブラピの『バビロン』鑑賞。ちなみにブラピの出ている映画は片端から観ている私です。
・3月 6日 外務省で開かれた「オーストラリア人捕虜次世代との交流会2023」に出席。
・3月 7日 公益財団法人日印協会理事会に出席。そのあと歯医者さんで定期検診。
・3月13日 インドビザを申請。前に持っていたビザはコロナ禍で引き籠もっている間に期限切れになってしまったのです。ガクッ。
・3月16日 いきなり花粉症になりました。私は子どもの頃から、病気になるときは一気にひどくなり、治るときも一気に回復することで有名だったんですが、今回もそう。突如として一気に最悪の状態になった感。
・3月17日 総合病院の耳鼻咽喉科を訪ね、アレルゲン検査を受けました。結果は後日。
・3月18日 処方してもらった薬が1回で劇的に効きました。私は普段薬というものを一切飲んでいないせいか、飲むとびっくりするほど効くのです。ともあれ薬が1回で聴きすぎるほど効いたので、試しに薬をやめてみたところ、もう花粉症の症状は現れませんでした。やはり治るときも「一気」でした。
・3月22日 毛先カット。パーマをかけようとしたら「癖っ毛だからパーマを掛ける必要ありませんよ」と止められてしまいました。なんて良心的な美容師さん!
・3月23日 娘と孫娘と3人でサンリオキャラクターズガーデンカフェでアフタヌーンティー。 そのあとは小澤征爾音楽塾オペラ『ラ・ボエーム』を鑑賞。カーテンコールの最後に車椅子に乗った小澤征爾さんが現れたときは、あまりの迫力に全身ハンパなく鳥肌が立ちました。まさに神降臨の図!
・3月24日 岡正子さんの亡きご母堂(岡久子先生、享年102歳)のお別れの会に主席。そのあと母と合流してカフェでおしゃべり。
・3月29日 駐日インド大使館で催されたお花見の会に出席。面白い人達(≒インド大使館でしか会えないような人達)との出会い多数あり。そのあと国会図書館で調べ物。
・3月3日 耳鼻咽喉科でアレルゲン検査の結果を聞く。杉に対してのみアレルギー反応が出るようです。それ以外は大丈夫。犬・猫に対してはもちろんアレルギーなし。鳥も大丈夫。今後、杉には要注意ということですね。
・4月2日 『ロスト・オフィサー』の英訳を一通り完了いたしました。 |
スノーシューズ(下・真ん中の写真)を履いての雪山歩き。
材料が進化していて驚きました。特に紐の細さと強靭さ!
昔話に登場する「かんじき」とは隔世の感あり。
慶應の学生さんたちを相手にインド文化を語ってまいりました。
孫娘と。猫耳が刺さっても嬉しい、親バカならぬバババカです。
マユミちゃんをインド由来の摩利支天が祀られたお寺へ
連れていきました。楽しい時間。自分が名付け親になって
みると、その子に対して何とも言えない親しみを感じる
ものですね。
駐日インド大使館で催されたお花見パーティー。
大使閣下のお部屋のベランダから見下ろす千鳥ヶ淵
公園方面の桜の見事さ。まさに借景ですね。 |
…こうして振り返ってみると相当な忙しさですね。
まさにトライアスロン状態。
最後に書いた『ロスト・オフィサー』とは、18年前に出版したカウラ事件がテーマのノンフィクションのタイトルです。
同書の英語版を望む声は出版当時からあったのですが、18年が経過した現在も海外の研究者からしばしば問い合わせがあり、英語版を作ることは自分の責務だと感じ続けてきたのでした。
今年のお正月に、
「今年こそ絶対に英訳する」
と決めた私は、その勢いで、
「締め切りは3月末!」
と勝手に締め切りまで設定しました。
締め切りがないといつまでも仕事が終わらないことを過去の幾多の経験から知っているからです(苦笑)。
そして、マーク・ザッカーバーグ氏の名言として知られる、
"Done is better than perfect."
(完璧を目指すよりも、まず終わらせろ)
を心に、毎日英訳を続けました。
翻訳分量は1日5ページぐらいだったでしょうか。
この数字が多いのか少ないのかわかりませんが、結構丁寧に仕事をしたと思います。
結果、予定より2日遅れの4月2日、とりあえず一通りの翻訳を完了することができました。
発表の方法などはこれから出版関係者と話を詰めて行きたいと思いますが、とりあえず「やる」と決めたことを初志貫徹できてよかった。
というわけで、心機一転、インドへ行ってまいります。
ちなみに、今回のインドで取材したことも本の1章になる予定ですので、どうかご贔屓に願います。
詳しくはまたお知らせいたしますね。
それでは、皆さまもどうか健やかで楽しい春をお過ごしください。
ではでは♪ |
▼・ェ・▼今週のクースケ&ピアノ、ときどきニワトリ∪・ω・∪
春になってメンドリさんたちが卵を産み
始めました。興味津々に見つめるピアノ。
(※前号までの写真はこちらからご覧ください) |
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