2022年3月15日(第683号)
今週のテーマ: 楳図かずお大美術展:3回目~メメント・モリ
(Kazuo Umezu The Great Art Exhibition) |
先週末はまたしても楳図かずお大美術展へ行ってまいりました。
楳図先生へのリスペクトを体現すべく、今回は前回とは別の紅白ストライプで攻めてきましたよ(笑)。 |

展覧会入り口にて (左から順に、1月、2月、そして今回の訪問時)
※ちなみに今、孫娘からのリクエストで髪を伸ばしているのですが、
それが写真でもハッキリとわかりますね。 |
同展へは、1月、2月に引き続き3回目の訪問です。
既に1回目、2回目と、目を皿のようにして会場の隅々まで食い入るように鑑賞させていただきましたから、さすがに3回目ともなればもう新しい発見はないんじゃないかな……と、正直なところそんなふうに思わないでもなかったんですよ。
が、しかし。私のその考えは甘かった!
3回目となる今回、
「なんと! こんなところに物凄いメッセージが隠されている!」
という大発見があったじゃありませんか。
作品の中に、埋もれていたんです。メメント・モリ=自分がいつか必ず死ぬことを忘れるなという、途轍もなく大きなメッセージが!
「メメント・モリ」は楳図先生の作品の中に一種の暗号のように、あるいはジョークのように隠されていて、一見、全く別のことを示しているかに見えました。
私は1回目と2回目の訪問時にもそれら暗号のかけらを見ていたにもかかわらず、それらを組み合わせると「Memento Mori」になるとは夢にも思いませんでしたから。
いや、わかる人には一瞬でわかるのかも知れませんけどね。
私は昔から、何かを理解するまでに時間がかかる子だったんです。
そして、その傾向は現在も少しも変わっていないのです。
そのことが今は自分でもよくわかっているので、大事なことには何度もしつこくトライするようにしていますけどね。
今回、展覧会訪問3回目にしてようやく、それが「メメント・モリ」のメッセージであることに気づくことができ、その途端に、この展覧会が一気によりディープなものになりました。
しつこく3回通ってよかった!(笑)
2回でやめていたら、この展覧会のいちばん大事な部分を見落としてしまうところでした。
もちろん、このあとも4回、5回と「展覧会詣で」を続ければさらなる発見があるのかも知れませんが……残念ながら私は会期中に東京へ行く時間がないのです。第一、物事には全て終わりがあり、何度行きつづけたところで、それこそキリがないですからね。
というわけで、私の「楳図かずお大美術展詣で」は今回でおしまい。
個人的には、3度行ってみて大正解だったなと思います。
楳図かずお先生、このたびは最高にインスパイアリングな展覧会をありがとうございました🙏
先生の類まれなる天才ぶりを余すところなく堪能させていただきました。
7歳の時から楳図ファンを続けてきて、本当によかった♪ |

『漂流教室』の小学生に混じってみました。

東京タワーも紅白ストライプ仲間(笑)。

『私は真悟』のシンゴ。

こちらは『14歳』のワンシーン。

Umezz Cafeでは『わたしは真悟』がテーマの
「AI(アイ)のデザート」をいただきました。 |
なお、今回私が三度目にして発見した「メメント・モリ」のメッセージですが、楳図先生が公式に「これはメメント・モリを指しています」と発表なさったとは聞いておりません。
ですから、もしかしてもしかすると、これは私の勝手な誤解ということもあり得ます。
↑99%間違いないと思いますが。
↑この点については、かなり自信があります(笑)。
でも、万万が一間違いだった場合には、そのときはゴメンナサイ🙏
同展覧会は六本木ヒルズ森タワー52F東京シティビューにて3月25日まで開催中です。気になっていて、まだ行けていない方は、ぜひぜひ足を運びましょう。
※公式サイトはこちらからご覧ください。 |
↓オマケ画像(誕生日報告)↓

ご報告が遅くなりましたが、去る2月27日は誕生日ということで
某スキーリゾートへ遊びに行って来ました。写真は、泊まった
部屋の窓から見たゲレンデの風景。

こちらは家族やお友達からいただいた誕生日の
お祝い。なぜか可愛い動物モノが多いんです!
ピカチュウ人形(対象年齢3歳以上!笑)は、
インド工科大学の教え子から贈られました。

もちろんオトナなプレゼントもいただきました。
ただし、現在私は禁酒中ですので、ワインは
当分「お預け」なんです💧 |
▼・ェ・▼今週のクースケ&ピアノ、ときどきニワトリ∪・ω・∪

雪上車をみずから運転して
いるつもり(?)クースケ。
(※前号までの写真はこちらからご覧ください) |
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