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2013年12月16日号(第498号
今週のテーマ:
中東・フグ・討ち入り・行方家のクリスマスの巻
★ 仏教エッセイ ★
『仏教一年生』は、『仏教二年生』と改題して近々新スタートの予定です。暫くお待ちくださいませ。
※これまでのエッセイは左のロゴをクリックしてご覧になれます。
 
 年末が近づき、いよいよ恐ろしく仕事が立て込んでまいりましたので、今回はさくさくっと写真報告だけで失礼いたします♪

●バーレーンのナショナル・デー・レセプションに出席

 帝国ホテルにて、恒例のナショナル・デー。今年も招待していただきました。

 中東とはいえお酒などの戒律がやかましくないバーレーンのパーティーでは、写真に写っているようにワインが出されます。スピーチのために登壇なさった日揮の社長も、"I already had three wines. I'll have five more."などとジョークを仰って皆さんを笑わせていらっしゃいました。

 ひと言で「イスラム圏」と言いますが、内情は国によってずいぶん違うのだなとアラブ関係のパーティーに招かれるたびに実感します。
 
見るたびに「欲しい」と思うアラビア風ロークッションのセット。バーレーンまで発注しに行こうかしら?



会場で会った旧知のLさんからプレゼントをいただき大喜びの図
●博報堂の泊さんとフグのフルコース

 「13日の金曜日にフグのフルコースを食べる」というブラックユーモアのようなことをしてまいりました。
 
 フグ喰うバカ、フグ喰わぬバカ。同じバカなら喰わなきゃ損損
 ……なんて歌はありませんから! 念のため。

 なお、フェイスブックに「河豚を食べた」と書いたところ、「カバを食べた」と一瞬とはいえ誤読なさった方がいらっしゃいましたので、念のためここではカタカナで「フグ」と書かせていただきます(苦笑)。

博報堂顧問の泊さん(中央)、博報堂の田中さん(左)と。神宮前の赤寶亭にて





本当はもっと色々な種類のお料理が出てきたのですが、あまりの美味しさに写真撮影を忘れました……
●四十七士の墓所にインド人とお参り

 12月14日は赤穂義士祭、つまり討ち入りの日です。日本文化探究にも余念のない超理系青年(インド工科大学から東大の博士課程に留学中)のインド人、チャイタニヤとシャンタヌを連れて、泉岳寺に行ってまいりました。

 彼らのことだからどうせ難しいことを質問して来るのではと予想していたところ、案の定、

「義士祭のポスターに義士の名前が46人分しか書かれていないのは何故か」
「(墓石を数えながら)48基の墓があるが、最後の1つは誰の墓なのか」

など数に関する質問が噴出し、冷や汗ものでしたよ。さすがはインド工科大学!

 なお、上記の質問に関する解答は、書くと長くなりますのでここでは省略させていただきますが、ネット検索すると色々と出てきますので、ご興味のある方はサーチなさってみてはいかがでしょうか。

 そのあとは泉岳寺から歩いて15分もかからない明治学院大学に2人を連れて行き、チャペルと学食を披露しました。学食のメニューを見ながら

「東大より明学の食堂の方が安い!」
「でもメニューの種類は東大のほうが豊富!」

などと論評していました(笑)。
 この直後、チャイタニヤが唐突にジェットコースターに乗りたいと言い出し、

「マミさん、行こう行こう! 今日! どうしても今日!

と子どものように一歩も引きません。そんなわけで後楽園のジェットコースター「サンダードルフィン」に乗って来ました。
 ……この唐突さ、若さですねえ(笑)。
 
義士たちの墓前で手を合わせる(左から)チャイタニヤ、シャンタヌ、私@泉岳寺。なお、写真を
撮ってくれたのは義士の墓前で出逢って友達になったフランス人(上智大学への留学生)です



コース距離1,100メートル、最高時速130キロ、落差80メートルのサンダー・
ドルフィンを楽しんだあとのVサイン@後楽園。次回は、このメンツで富士急
ハイランドの「ええじゃないか」を攻略することを約束しました
●行方ファミリーのクリスマスパーティーにお呼ばれ

 去年に引き続き、今年もお友達の行方さんファミリーのクリスマスパーティーにお呼ばれしてまいりました。

 美味しいお料理とワイン、音楽コンサート、そして何よりも楽しい会話。ご自宅を開放して100人を遥かに上回るお友達を招待なさるなんて、行方さん、あなたは本当に本物のサンタクロースです!
(そして、残念ながら写真には写っていませんが、いつも笑顔の奥さまは文字どおり天使ですよ♪)

 ちなみに行方さんはH.I.S.の創業間もない頃からの重鎮メンバーのお一人。思えば私も若い頃からH.I.S.さんの格安チケットにはずいぶんお世話になったものですが……あの会社にはこんな素敵なサンタさんがいらっしゃったのですね~♪

 日本では破格なスケールの行方さんのような方がもっと増えてくれたら、世の中はさぞ楽しくなるでしょうね。
 
サンタクロースに扮したホストの行方さん。こんなに気前のいい方は、そうそういらっしゃいません!



クリスマスツリーもアットホームな雰囲気で素敵でした
●ブリタニカ国際年鑑への執筆依頼

 さてさて、今年もブリタニカ・ジャパンから執筆依頼状が届き、師走感がぐっと深まりました。

 私は1996年から毎年『ブリタニカ国際年鑑』の「インド」の項目を執筆担当させていただいておりますが、その執筆依頼書が届くのは、例年12月半ばを過ぎようとする頃。結果として、毎年この仕事が実質的な仕事納めになるんですよね。

 近年では、除夜の鐘を聞きながらインドの政治・経済・外交について書くことによって初めて、

「ああ、今年も暮れてゆくんだなあ……」

と実感する私なのでした。
 
ブリタニカ・ジャパンから届いた執筆依頼状
 今週はお茶大でのゼミ発表が続きます。
 皆さまにおかれましては、どうぞお健やかな1週間をお過ごしくださいませ。

 ではでは♪
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


シーズン2度目の雪に埋もれるご夫妻。
今月でそれぞれ11歳と10歳になりました
(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2013年12月16日
山田 真美
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