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2010年1月3日号(第369号)
今週のテーマ:
生誕半世紀スペシャルイヤーの始まり
★ 仏教エッセイ ★
真言宗のお寺・金剛院さんのウェブ上で『仏教一年生』と題したエッセイを連載中です(毎月28日頃に更新予定)。第20回のテーマは「年齢を隠したがる人たち」です。左のロゴをクリックしてページに飛んでください。
 あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

 この年末年始は、大雪の長野から遊びに来てくれた
母を連れて二年参りに行って参りました。

 と言っても、有名どころの神社仏閣は混み合う上に
長蛇の列に並ばなければならないのでパス。ご近所にあって、しかも由緒正しい神社を3社ほど、歩いて回ることにしました。

 
まずは何といっても年の始めですので、太陽神(天照大神=アマテラスオオミカミ)を祀った天祖神社。赤々と燃える炎から大きなエネルギーをいただきながら、2010年がスタートです。
  
天照大神を祀った天祖神社


  
天祖神社で振る舞われた甘酒で乾杯する(左から)娘のLiA、息子のNASA、私
 続いて向かった氷川神社は、天照大神の弟である素戔嗚尊(スサノオノミコト)が祀られているところ。

 しかし本当のことをいうと、私の目当ては氷川神社と同じ敷地内にある気象神社

 というのも、ここは日本で唯一「気象」すなわち天気を司っている神社(前身はなんと旧帝国陸軍の気象部)なのですよ。

 去年は皆既日食秩父夜祭、大事なときに2度もに祟られてしまいましたからネ、今年はそういうことのないよう、天気の神さまにしっかりお参りしてきました(笑)。
  
気象神社を参拝中の母と娘
 仕上げは猿田彦神社

 猿田彦は、天照大神の孫のニニギノミコトの道案内をした神さまで、道案内に関してはプロ中のプロ。

 今年は空海の本を書くという途方もない仕事が私を待っています。
 道に迷わず、しっかりと自分の進むべき方向に進むことが出来ますようにと、道案内をお願いしてきた次第です。

 ちなみに、家に帰ってから母の万歩計を見たところ、この夜私たちが歩いた歩数は1万3,284歩でした。
  
道案内の神を祀る猿田彦神社
 2010年は、私にとって生誕半世紀のスペシャル・イヤー。

 「トシをとった」という実感は心身共に全くありませんが、これまでは人間的に若すぎて出来なかったことにもようやくチャレンジできる気がして、未知の扉を開けるワクワク感は日増しに高まっていますよ。

 実際、ある程度年齢を重ねないと到達できないことって、この世にはたくさんありますからネ。

(……だからこそ、大自然は人間を80、90まで生かしておくわけで。年をとって生きていることに意味がないなら、子どもを育て終えた40ぐらいで全員あの世行きとなるはずですが、そうならないところが面白い。というか、その先にこそ、生きていることの“本当の”意味があるのかも知れません)

 特に、私の専門分野であるインドなんて、年をとればとるほど深く理解できる(むしろ、若いときには理解できないことの多い)分野です。

 生きているこの先には一体何があるのか、それを探求するのが楽しみでなりません。

 人生のワンランク上の章をスタートする年という意味で、今年の私の目標は「アップグレード」に決定です!

 そんな私ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 皆さまにとっても2010年が素晴らしい1年となりますよう、心からお祈り申し上げます♪


※なお、前号で出題したクイズの答えは「マジシャンのスティーブ・マーシャルさん」でした。皆さま、ご応募ありがとうございました。厳正なる抽選(あみだ籤)の結果、お年玉プレゼント(お酒と本のセット)当選者は「通りすがりの俳人さん」に決定しました。おめでとうございます♪
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


新春走り初めで冬太りを解消だ!

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2010年1月3日
山田 真美
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