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2010年12月12日号(第407号)
今週のテーマ:
Year-End Hustle and Bustle 2010[Part 2]
★ 仏教エッセイ ★
真言宗のお寺・金剛院さんのウェブ上で『仏教一年生』と題したエッセイを連載中。第31回のテーマは「井戸の話」です。左のロゴをクリックしてページに飛んでください。
 忘年会は続くよどこまでも……。

 ……というわけで先週も、仕事の合間を縫って忘年会。
 あるいは忘年会の合間を縫って仕事。

 どちらが正しい表現なのか、もはや本人にもわからなくなりつつありますが(苦笑)、なんだかんだ言いながらも師走の刹那を楽しんでおりまする。

 それにしても今年の暮れ方は速すぎます。年賀状の印刷なんて夢のまた夢。
 クリスマスをすっ飛ばし、今この瞬間にも除夜の鐘が聞こえてきそうですよ。

 さて先週は友達からお誘いいただき、イスラム圏に古くから伝わる肉体と精神の鍛錬法であるズールハーネ(Zurkhaneh)なるものを鑑賞してまいりました。

 このズールハーネ、歴としたスポーツではあるのですが、精神性を極めて重んじるという点でむしろ日本の武道に似ているよう。また、スポーツにあわせてライブで音楽が演奏されることが大きな特徴のようでした。

 主催者の駐日イラン大使館によれば、ズールハーネは「力の家」という意味なんですって。

 同国の津々浦々には同名の施設が存在し、男性たちが集まって体を鍛えているそうですから、いわば道場のような場所なんでしょうね。

 ちなみに、日本でズールハーネが正式に披露されるのは今回が初めてだそう。

 動画を撮ってきましたので、さわりだけでもご覧ください(※2つ目の動画では1本40kgの棍棒を2本同時に操っています)。

 それから先週は仕事で、日本文化デザインフォーラムでご一緒の原島博先生(東大名誉教授)、佃一可さん(煎茶道家元)とご一緒に神奈川県の秦野(はだの)へGO!

 仕事の内容はいずれ詳しくお話しますが、今回は秦野市の皆さんのご案内で市内の名所を隈なく見学してまいりました。

 秦野は豊かな湧水(ゆうすい)で知られる風光明媚な土地で、市内のあちこちには弘法大師空海伝説も残っているんですよ。

 一年中桜が咲いているという公園でプチお花見をしたり富士山を拝んだり、思いがけずホッとするひとときでした。

 あ、でも仕事です(笑)。

激レア&超豪華(!)なメンバーの顔ハメ写真。右から、東大名誉教授で顔学会創設者の
原島博先生(工学博士)、私、煎茶道家元の佃一可さん(神奈川県秦野市にて)

 続いてのイベントはポーランド大使館主催のクリスマスパーティー@ホテルニューオータニ。これまた別のお友達に誘われて出かけてまいりました。

 パーティーの始まりにショパンのピアノ曲によるミニコンサートがあったりして、のっけから、

さすがはポーランド

という感じ。ショパン好きにはたまらない良企画でしたよ。

 ところで会場(ホテルニューオータニ)と道を隔てた反対側にはグランドプリンスホテル赤坂がそびえているのですが、その窓を使ったクリスマスツリー電飾が今年もひときわ目立つこと、目立つこと。

 このイルミネーション、去年も見た記憶があるのですが……今回よく調べたところ、なんとノルウェー王国公認イルミネーションなんですって! 面白いことをしますねえ。

※この件に関する詳細はこちら
  
(左)隣のホテルの「ノルウェー王国公認・窓を使ったクリスマス・イルミネーション」
(右)こちらはポーランド大使館主催のパーティー@ホテルニューオータニ



ポーランド大使館のサンタさんと♪

 さてさて、先週はインド大使館の皆さんとの忘年会や身内の慶事(←ヒミツ(笑))など、ほかにも色々なイベントがあったのですが、公開できる写真がありませんのでこのへんは割愛

 先週のしめくくりは茶道教室の皆さんとのクリスマス会でございました♪

 大好きな品川のオイスター・バーで牡蠣三昧(かき・ざんまい)ができるということで、直前のお稽古はいつにも増してハイテンション(笑)。
  
お稽古のあとには牡蠣が待っていると思えば、自然に顔がほころびます


  
クリスマス仕様の真っ赤なドレス(サンタさん風味?)で無事にお点前を終了
 お稽古が終わるやいなや、2台のタクシーを飛ばして「あっ」という間にオイスター・バーへとテレポーテーション(笑)。

Grand Central Oyster Barにて(左から)林さん、高田さん、鈴木さん、荒井先生、私、原田さん



お茶を飲んだ舌の根も乾かぬうちに、棗(なつめ)をワイングラスに持ち替えて乾杯〜!


  
牡蠣天国です。一口食べて全員「ほう〜っ」とため息、というハイレベルな美味しさ


  
続きましては、エビとカニの天国♪


  
またまたエビの天国。しまった! ムール貝の写真を撮り忘れた!


  
お誕生日間近の鈴木さんには、先生がそっとご用意なさったサプライズケーキが!
お店の方たちがバースデー・ソングを歌ってくださり、鈴木さんは大感激!
 ところでクリスマスと言えばプレゼント交換です(笑)。

 普通の大人はあまりこういうことをなさらないようですけど、私たちは周囲のテーブルの目なんか全然気にせず、小学生のように

ジングル・ベル〜、ジングル・ベル〜♪♪♪」

と1曲まるまる歌いながら、あらかじめ用意してきたプレゼントを手渡しで回したのでした(爆)。

 あ、一応言っておきますが、歌はちゃんと原語(英語)で歌いましたから。念のため(笑)。

 さて今回のプレゼント交換に使ったプレゼントは、

「値段は1,000円ぐらい」(※実際には皆さん予算オーバーしちゃったようですが)
「もらった人が“こんなもの貰っても困る!”と非常に迷惑がるようなヘンなものを選ぶこと」

というおバカな決まりになっていたのです(ちなみに、こんなどうしようもないことを考えたのは言うまでもなく私です)。

 ところがフタを開けてみれば、私がいただいたのはとてもステキな銀の十字架と小さな砂時計(原田さん・選)。
 一目で気に入ったので、それまで携帯に付けてあった某ゆるキャラをその場で取り外し、十字架に付け替えちゃいました(許せ、ゆるキャラ)。

 もっとも、ほかの方達がゲットしたプレゼントを見まわせば……

 リアルなカエルの顔付きのパチンコ(ゴム銃)とか……(高田さん・選)
 大きなトラ足のスリッパ……(荒井先生・選)など。

 目黒寄生虫館で買い求めたというブキミな寄生虫グッズ(鈴木さん・選)に至っては、「貰っても困る」というより、むしろ「正視できない」んですけど(汗汗汗)。
  
(左)私がいただいた品は、貰って嬉しい銀の十字架と砂時計(+薔薇の造花)
(右)私がご用意した品はキャンドルスタンド3個(ピエロ、雪だるま、クマさんの
頭の上にキャンドルが乗るタイプ)。高田さんがget!


  
(左)その場で即遊び始めるワルガキ(?)の鈴木さん。寄生虫グッズを持って来たのも実はこの子です!
(右)常にオトナな原田さん。こんな大層なスリッパを当ててしまって……おうちでお履きになるでしょうか?



こうして甘く美味し〜いパーティーの夜は更けていくのでありました……
 さらに、次回へとつづく

※Year-End Hustle and Bustle=年の瀬のあわただしさのこと。
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


本日で7歳になりました。敬礼!
(2003年12月12日生まれ)

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2010年12月12日
山田 真美
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