旅に出ていない限り毎週土曜日に更新します。
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2015年7月4日号(第537号)
今週のテーマ:
インドの女子大生「ディシャ」来日の巻
お 知 ら せ
※7月11日(土)、在日インド大使館にて印日文学祭2015が開催されます。私は午前の部のモデレータ/パネリストを務め“三島と私―「インド的」なるものへの渇望とその文学的アプローチ”のテーマでお話します。入場無料。事前申込制。詳細は右画像をクリック。
※『生きて虜囚の辱めを受けず』『インド大魔法団』の版元
清流出版の加登屋陽一さんが、私の仕事についてブログに書いてくださいました。こちらからご高覧いただけます。
※エチオピアにおける私に関する記事(英文)が同国の国営新聞
エチオピア・ヘラルド紙に掲載されました。こちらからご高覧いただけます。
 
 この夏、インドの女子大生(18歳)を1か月間、「インターン」としてお預りしています。
 ボリウッド映画で有名な商業都市ムンバイの出身。名前はディシャと申します。

 お父さまは会社役員。お母さまはヒンディー語のメロドラマを書いている脚本家。兄弟は9歳になる弟さんで、この子は、日本に向かって出発するディシャに向かって「行かないで」と泣いたのだそうです。とても仲の良いご家族の様子。

 ディシャは幼少期にアニメ『名探偵コナン』にハマり、最初は独学、11歳からは毎朝5時起床で早朝日本語クラスに通って日本語をマスターしたという大変な頑張り屋さん。
 この春、私がインド工科大学ハイデラバード校で教壇に立っていたときに噂を聞きつけ、

日本へ行きたいので相談に乗ってください!」

と何百キロも旅をして直談判にきた、今どき珍しい気骨のある娘さんなんです。

 将来は日印両国のかけがえのない「懸け橋」になってくれる!
 そう直感し、このたびの来日に当たっては私が身元保証人になりました。

 6月30日に成田に到着した彼女は、翌7月1日には、あらかじめ私メがアポを取って置いたホリプロさんで面接(!)。少し日本の暮らしにも慣れてきた昨日(7月3日)は、仲間内で歓迎会をいたしました。

私の友人達が開いてくれた彼女の歓迎会風景。新宿駅西口のインドレストラン「サムラート」にて。
後列左から順に:HIS取締役の行方さんと御子息、このお店のオーナーであるヨグ・カプールさん、
ディシャ、私、獣医師の安田さん、お茶の水女子大学の臺丸谷さん、JAXA/ISASの吉光さん、
前列左から:「結びの伝道師」小暮さん、シンガポールプレス日本支社の大川さん。



歓迎会でのお食事(の一部)。われわれ大人がワインを飲み、未成年のディシャは
お水を飲んでおりました。念のため。



ちなみに「サムラート」のオーナーであるヨグ・カプールさんは
かつて映画監督をなさっていたという方です。



こちらは7月4日、池袋のJ-WORLD TOKYOで「NARUTO」の世界観を
楽しむディシャ。このあとSEGA、アニメイト、メイド喫茶も体験!
 ちなみにJ-WORLD~SEGA~アニメイト~メイド喫茶へは、ご好意でホリプロさんが連れて行ってくださったんですよ。大感謝。

 ……というわけで、お蔭さまでディシャは来日早々ディープなサブカルを探索中です。このあとは私が皇居や浅草寺や入谷鬼子母神の朝顔市といったトラディショナルな場所へ連れて行き、古くからの日本文化にもどっぷり漬からせますので、どうぞご心配なく(笑)

 今回のディシャの滞在は7月末日までで、この間に東京~鎌倉~京都~大阪~長野を訪問の予定です。

 彼女の活動はまた折りを見てご報告したいと思いますので、以後、お見知りおきくださいませ。
 まずはお知らせまで♪
 ▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪ 


楽しそうに踊る(?)ご夫妻

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2015年7月4日
山田 真美
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