旅に出ていない限り毎週土曜日に更新します。
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2013年5月7日号(第478号
今週のテーマ:
ゴールデン・ウィーク2013
★ 仏教エッセイ ★
言宗のお寺・金剛院さんのウェブ上で『仏教一年生』と題したエッセイを連載中。第37回のテーマは「『智の器』としてのお寺の面白さ」です。左のロゴをクリックしてページに飛んでください。
 ★講演会のお知らせ 長野県飯山市にお住まいの皆さんへ★
飯山雪国大学・公開講座
「親子で英語を楽しもう ~ 算数を英語で!」

(以下、講演会ちらしより抜粋) 『3歳までに英語の種をまきなさい』の著者・山田真美先生からインドの算数を英語で学ぼう! オーストラリアやインドなど、いろんな国で生活をされた山田真美先生が、インドの算数を楽しく英語で教えてくださいます。
日時: 5月25日(土)13:30~14:30 場所: 飯山公民館(長野県飯山市飯山1436の1)
対象学年: 小学校5・6年生(原則、親子でご参加ください。先着30組)
※入場無料・要予約。 ※お問い合わせ先: 飯山市公民館(電話0269-62-3342)
★お茶の水女子大学大学院発行の『人間文化科学論叢』第15巻に先ごろ掲載された論文『女形のいる風景』がウェブ公開されました。こちらから全文をお読みいただけます。
※なお、著作権は著者本人・学会・出版社等に帰属します。ご利用は著作権法で定められている範囲でお願いいたします。
 
 皆さま、ゴールデン・ウィークはいかがでしたか。
 私の山小屋付近では、4月末にようやくが咲きました。

 東京に遅れること約1か月。
 南北に長ーい日本では、いつまでも春を楽しめるのが嬉しいですね♪


4月27日★ブースケとお花見

 花を喜んでいたのは飼い主だけ。
 色気より食い気のブースケは、例によって迷惑顔で不貞腐れておりました。

長野県の北のはずれにて
4月28日★長野西高校E.S.S.同窓会

 ひょんなことから、高校時代の部活の仲間達と35年ぶりの同窓会を開いてしまいました。
 35年ぶりですよ、35年! あな恐ろしや(汗)。

 当時の私が入っていたのはE.S.Sです。といっても、いわゆる英会話クラブではなくシェイクスピアに特化した英語劇部でした。

 女子校でしたから、女子だけで"King Lear"(リア王)や"Hamlet"(ハムレット)といった大作を演じていたんです。それも、現代英語にアレンジされていない、シェイクスピア自身が書いた古典英語のままで。今にして思えば、高校生にしてはとんでもなくハイレベルな部活だったと断言できます。

 当時の自分の顔がどんなだったか思い出せなかったので、同窓会へ出かける前に卒業アルバムで確かめたところ、こんな顔でした(汗)。
 
シェイクスピア劇を演じていた当時の私
(1978年3月発行の長野西高校卒業アルバムより)
 当時の仲間(コアメンバー)と35年ぶりの再会。
 会ってみて驚いたのですが、みんな当時とさほど変わっていないんです。いやマジで。

 そりゃあ友達の欲目もあるかも知れませんけど(笑)、でも、高校時代に本格的なシェイクスピア劇にチャレンジするような女の子は、やっぱり最初から特別なパワーを持っていたんじゃないかな、と思ってみたり。

 今回の同窓会では、

「この仲間でもう一度シェイクスピア劇をやらない?」

という話まで持ち上がったんですよ。言いだしっぺは私ですけどね(笑)。

 冗談抜きで、またやりたいです、女性だけのシェイクスピア劇。35年前は宝塚みたいに男役ばかり演じていた私だから、できれば今度はマクベス夫人ハムレットの母を演じてみたいかも!

35年ぶりの再会。左からマリコちゃん、私、ユミコちゃん、アネゴ先輩、魔女先輩、トシカさん♪



ちなみに昔の雑誌インタビューで「女子校時代のシェイクスピア劇」について喋ったこともあります。
これは『ダ・カーポ』(2004年1月7・21日合併号, マガジンハウス刊)の記事
4月29日★母と朝食

 同窓会終了が夜中だったので、その夜は長野市内の実家に一泊。翌朝は母と朝食をとりながら、例によって昔話に花を咲かせました。

 もうじき81歳になる母と話していて思うのは、何てこともない普通の会話のところどころに昭和の文化史として記録すべき貴重な情報が含まれているということ。

 次回からはICレコーダーで会話を録音しようかしら。

実家にて、母との朝食
 そのあと山小屋に戻り、天気が良かったのでせっせと畑仕事に精を出しました。

自家菜園で農作業中(知らないうちに娘に盗撮されていました!)



パンダと、パンダのお尻を追いかけるブースケ。春ですねえ……
5月1日★プレミアム名刺

 今日は水曜日。明治学院大学への出勤日です。
 新幹線で長野から東京へGO!

 研究室に立ち寄ったところ、学院創立150周年記念ロゴ入りのプレミアム名刺が出来ていました。そうです。明治学院は、前身であるヘボン塾が横浜に開校した年から数えて、今年で150年に当たるのです。

 ちなみに設立者であるヘボン博士は日本初の英和辞典を編纂し、ヘボン式ローマ字を制定した方。ミッション(宣教師)であり、眼科医でもありました。

ヘボンさんでも草津の湯でも 恋の病は治しゃせぬ」と謳われているぐらいですから、よっぽどの名医だったのでしょうね。

明治学院創立150周年ロゴ入り名刺
5月2日★インドのトップ頭脳と夕食

 さて、その翌日は、楽しみにしていたカレーの会。メンバーは、私以外は全員インド工科大学出身→現在は東大博士課程在学中という、超頭脳集団です。

 今回は「某プロジェクト」のための顔合わせだったのですが、とにかく皆さん頭の回転が速く、あらゆる話題に瞬間移動できる方々なので、インドマジックから弁才天まであちこちの話題に飛びまくりながら遅くまで盛り上がりました。

 彼らとは、この月末にも東大の五月祭で再会する予定です。

 賢い弟が6人も増えて嬉しいなあ……と思ったけど、よく考えたら年齢的にはむしろ息子ですよね。
 でもまあ弟ということにしておきましょう。こういうことは言った者勝ち(笑)。

IIT(インド工科大学)から東大に留学中の6人と、ラ・クーア内のインド料理店「マハラジャ」にて
5月3日★今日の大発見

 たまたま入ったはんこ屋さんで、コペルニクス的大発見。
 「山口」さんのはんこを90度回転させると、インド人の「DE」さんのハンコとしても使えるじゃありませんか。

 日本を訪問中のDE(デ)さんというお友達にそのことを知らせたところ、予想以上に喜ばれました。日本からのお土産として、このハンコを買って帰るそうです。

 「DE」からさらに180度回転させると、「30」とも読めそうですね。 

※注: 「DE」は「デ」と発音し、インドにあるファミリーネームです。
 
山口+90度回転=DE
5月4日★11個の卵

 もろもろの仕事が終わったので、再び新幹線で長野へGO!
 山に戻ってほっとしました。やはり私は人里離れた山の中が合っているようです。

 今年は山小屋の家庭菜園で出来るだけたくさんの野菜を作る予定ですが、それとは別に、目下、孵卵器で11個の卵を温めているんですよ。ヒヨコが生まれたら、大きく育てて安心・安全な卵をとるつもり。

 予定では5月10日にヒヨコが誕生する予定ですが……さて、うまくゆきますかどうか。

1番から12番まで12個の卵がありましたが、10番は無精卵だったらしくダメになり、残るは11個
5月5日★わさび

 裏庭の池のまわりに、そろそろこの植物が生い茂りはじめました。
 何だかわかりますか? 野生の山葵(わさび)ですよ。

 の部分をすり下ろして香辛料として用いるのは勿論、葉っぱもほろ苦くて美味しいんです。

 このほかにも、庭には野蒜こごみが群生中。朝・昼・晩と食卓に載せています。

白い花をつけているこの植物が山葵(わさび)です
5月6日★寒の戻り

 連休最後の日。午後になって、何やら急に寒くなってきました。関東に住む友達のFacebookを見ても、やれだ、やれ豪雨だ、寒い寒いという書き込み多数。

 私の山小屋でも突風が吹いてランチ用のテーブルと椅子が一瞬空に舞い上がりました。

 夕方からはさらに冷え込みが厳しく、夜からはストーブを点け、背中にホッカイロを貼りました(笑)。もしかしたら、この夏は冷夏になるんでしょうか。
 
常に毛皮を着ているこの2人には、寒さは問題なし!?
 というわけで、

「(歌)友達よ、これが私の黄金週間の仕事です。
 テュリャ テュリャ テュリャ テュリャ テュリャ テュリャリャ……(以下略)♪」

 今日から世間はまた平常運行。初夏に向けて元気にまいりましょう。
 ではでは♪
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


ミステリアスなオトナの女を演じるパンダ

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2013年5月7日
山田 真美
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