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2013年11月26日号(第495号
今週のテーマ:
明治学院のホームカミング
★ 仏教エッセイ ★
『仏教一年生』は、『仏教二年生』と改題して近々新スタートの予定です。暫くお待ちくださいませ。
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 *前回からの続きです。

 先週末は金曜日(クリスマスツリー点灯式)・土曜日(ホームカミング)・日曜日(東大との対抗野球)とイベントがつづいた明治学院ですが、今日は中日(なかび)の土曜日に港区白金台のメインキャンパスに於いて催されたホームカミングについてご報告しましょう。

 ホームカミングとは、要は学校全体の大規模同窓会のこと。イベント自体は毎年開催されているのですが、創立150周年を迎えた今年はひときわ大規模に執り行なわれました。

 第一部はチャペルでの「記念音楽礼拝」。

 うちは日本で最も古いキリスト教主義私学、いわゆるミッションスクール(プロテスタント・プレスビテリアン[長老派])です。今回の音楽礼拝もイエス・キリストの生涯を「受胎告知」「生誕」「伝道」「受難告知」「復活」の5つのテーマに分け、クラシック音楽とジャズで綴るという壮大なものでした。

 受胎告知:(バッハのマニフィカト)
 生誕:(Joy to the World!など)
 伝道:(讃美歌194番)
 苦難告知:(バッハのマタイ受難曲54番、56番、57番)
 復活:(ヘンデルのメサイアから「ハレルヤコーラス」)

 続く第二部は、キャンパス内のイベント用スペースに場所を移しての懇親パーティー
 
第二部の懇親会にて
 ここではまず、このたび紫綬褒章を受章された柳家権太楼師匠(明学落語会OB)を祝賀。
 次いで、やはり卒業生である南佳孝さんとブレッド&バターさんによるスペシャルコンサートが催されました。

 それで急に思い出したのは、去る10月30日に行なわれた白金祭前夜祭に、卒業生のTHE ALFEE(アルフィー)がやって来て、そこに居合わせた全員で校歌を歌ったときのこと。この出来事については「週マ」に書くチャンスがなかったので、今、ここに書いておきます。あれはまさに大フィーバー!な校歌斉唱でした。校歌を歌って感動のあまり全身に鳥肌が立つなんて体験は、私にとっては前代未聞。いや、それどころか人生に二度とない体験かも知れません。

 「校歌」の持つ有無を言わせぬ圧倒的な強さをいやと言うほど知らされた出来事でした。

 ちなみに、アルフィーによる明治学院校歌(ロック・ヴァージョン)はこちらからお聞きいただけます。ご興味のある方は、ぜひ♪


左上: 紫綬褒章を受章された柳家権太楼先輩 右上:南佳孝先輩(「ウォンチュー 俺の肩を
抱きしめてくれ~」) 右下:「ブレッド&バター」の岩沢幸矢さんも明学の先輩です
 なお、今回のホームカミングで個人的に嬉しかったのは「フェイスブックOB&OG会」という立札の立ったテーブルがあったことですね。

 従来のホームカミングの場合、参加者の所属の「くくり」は卒業後の年数(明治学院の場合、10年ごとの節目の年を迎えた人にだけ学校からホームカミングのお知らせが届きます)、または在学当時の部活などのポジションによって決まっていました。とはいえ実際には、今回の私のように卒業から数えて10年・20年・30年・40年といった節目の年に当たっていない人もいれば、大学時代に部活をしなかった人もいるわけで、そういう人たちは行くべきテーブルがなくて困惑してしまうわけですよ(だから自然と同窓会から足が遠のく)。

 かく言う私も在学当時は明学のサークルには入らず、理由あって東京工業大学の混声合唱団(コール・クライネス)に入っていたという超アウェーな人(汗)。

 今回だってフェイスブックの明治学院ページでこの集まりについて知ったのです。従来ならば「所属」すべきテーブルがなく、会場内で流浪の民と化すところでしたが、「フェイスブック」のテーブルがあって助かりました♪

 同じテーブルには演歌歌手のモナオさんがいらっしゃって、お目にかかるのは初めてだったのですが、あれこれ楽しく談笑。

 モナオさんはエフエム戸塚に「モナオの歌う門には福来る」なる番組を持っていらっしゃるそうで、「今度、番組に出ていただけませんか」とお声をかけていただきましたので、近いうちにぜひ遊びに行ってみたいと思います。

 ちなみにモナオさんの最新曲『愛してもなお』(タイトルが笑えますが、しっとりした大人の曲)のPVはこちらから視聴できます。後輩のモナオさんにはぜひとも売れて欲しい!と願うのも、これもやっぱり愛校心というものでしょうか。
 
明学のクリスマスツリー(右奥は明治学院記念館、左奥の並木の向こう側にはチャペルがあります)
 次回は「明学vs.東大」野球対決について書きます。
 ではでは♪
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


寝ているパンダを乗り越えてゆく傍若無人なブースケ
と、それでも爆睡し続けるパンダ(お似合いの夫婦?)
(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2013年11月26日
山田 真美
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