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2014年10月29日号(第523号)
今週のテーマ:
プチ女子旅♪
論文「捕虜を生きる身体:第二次世界大戦期・カウラ第十二戦争捕虜収容所に於ける日本兵の日々」
『人間文化創成科学論叢第16巻』に掲載されました。こちらから全文をご覧いただけます。
キーワード: カウラ, 戦争捕虜, 身体, 男子同衾, ホモソーシャル 
 
 秋晴れの日曜日。仲良しの亜由子さんとご一緒に「富士山に一番近い鉄道『富士登山鉄道』と絶景レストラン『フジヤマテラス』」という長~いタイトルのバスツアーに参加してきました。

 もとはといえば、

「秋なので、何か秋らしいことしましょ」
「ぶどう狩り? あ、ワイナリーツアーは?」

というSNSでの会話が発端となった、このたびのプチ女子旅。

 その会話の直後にネットで「旅サイト」を検索しまくったところ、格安ツアーで有名なあのHISが「猿橋を見て、富士登山電車に乗って、フジヤマテラスでビュッフェのランチをいただいて、去夏オープンしたばかりのリサとガスパールのテーマパークに行き、ワイナリーでテイスティングも楽しんで、最後に忍野八海にも立ち寄って1万円以下!」という、あたかも盆暮れ正月クリスマスが同時にきたような贅沢&格安バスツアーを実施していることが判明!

 というわけで、一も二もなく出かけることとなったのでした(笑)。

 ちなみに、最初の目的地である猿橋は日本三奇橋の一つで、木造の橋としては現存する最古の刎橋(はねばし)というものだそうです。

 残る2つの「奇橋」はどこかなと思い、調べたところ、一つは錦帯橋(山口県)。
 最後の一つに関しては、神橋(栃木県)とかずら橋(徳島県)の両方の説があるようでした。



最初の目的地、桂川にかかる「猿橋」(山梨県大月市)にて、亜由子さんと♪
[用語の説明 刎橋(はねばし)] 岸の岩盤に穴を開けて刎ね木を斜めに差込み中空に突き出させる。その上に
同様の刎ね木を突き出し、下の刎ね木に支えさせる。支えを受けた分、上の刎ね木は下のものより少しだけ長く
出す。これを何本も重ねて、中空に向けて遠く刎ねだしていく。これを足場に上部構造を組み上げ、板を敷いて
橋にする。(Wikipediより抜粋 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%8E%E6%A9%8B)




猿橋の横にあった顔ハメ
 このあと、大月駅から河口湖駅までの約1時間は、バスから降りて富士登山電車に乗りました。私達が電車に乗っている間に、バスは河口湖へと先回りしていてくれたわけです。

 富士登山電車は二両編成の短い電車で、車輛と車輛の間はなんとのれん(笑)。

 窓に向かって座ることのできるカウンター席や、鉄道関係の本が読める図書コーナーがあり、記念に車掌さんの帽子をかぶれるサービスも。

せっかくなので、車掌さんの帽子で「のれん」をくぐってみました(笑)





シンプルな車輛ですが、クラシックでいい感じでしたよ♪




しかし! 個人的には、河口湖駅に停車していたこちらの電車の車体が気になりました(爆)
 河口湖駅からは、再びバスに乗り換えて富士急ハイランドに隣接するフジヤマテラスに直行。

 起床が早かったので、既にかなり空腹を覚えていた私たちは、そのままビュッフェになだれ込み、例によって女子高生並みの食欲を発揮したのでありました。

 ツアー的には、ここが最大のセールスポイントなのかな。
 大変にコスパがよろしかったです。満足。



フジヤマテラスにて。中段左はチョコレート・ファウンテン。バナナにチョコを絡めています♪
 お腹が満たされたあとは、フジヤマテラスと隣接するリサとガスパールタウンへGO!

 『リサとガスパール』はフランスの絵本のタイトルです。

(ただし原題は“Les Catastrophes de Gaspard et Lisa”ですから、「ガスパールとリサの大惨事or大失敗」といったニュアンスだと思うのですが)

 登場人物の名前の順番は、フランス語はGaspard et Lisaですが、日本語ではリサとガスパールという語順のほうが何故かしっくりきますね。不・思・議!

不思議といえば、この生き物は一体何なのでしょう。単なる「うさぎ」ではないらしいですよ?



よく見るとかなりシュールだったりして!?



リサとガスパールタウンの端にはカルーセルが。そしてその右には、写真には写っていません
がプチ・エッフェル塔があるのです。富士急ハイランドからは大絶叫が聞こえております(苦笑)
  さらにそのあとは赤富士ワイナリーに立ち寄って4種類のワインを試飲し……

  ……そこからさらに忍野八海に足を伸ばし、秋色に染まった風景の中を散策。

透明度の高い湧泉。ただし底のほうにコインがたくさん沈んでいるのは残念でした。
(忍野八海には数多くの深い湧泉があり、迷路のように繋がっているのだそうです)
 東京への帰路は道が渋滞したために約1時間の遅れが出ましたが、総じて素晴らしく至れり尽くせりのツアーだったと言えると思います。それに第一、亜由子さんと交わす会話は本当に楽しかったんですから……。

 それにしても、旗を持ったバスガイドさんの後ろに付いて行く旅なんて、いったい何十年ぶりだったでしょう。高校の修学旅行以来とか!?

 「たまにはこんなバスツアーもいいものねえ」と思っていますなう。
 いや、「たまには」どころか、案外これは癖になってしまうのかも知れません(笑)。オソロシー。
 
 亜由子さんとは、年末恒例のコスプレ・クリスマスパーティで再びご一緒します。
 どうぞお楽しみに♪
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


その頃パンダはステージで熱唱して
おりました!?(笑)

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2014年10月29日
山田 真美
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