2006年7月15日号(第226号)
今週のテーマ:初夏の軽井沢へ |
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【 お知らせ@ 】
チベット砂曼荼羅ライブパフォーマンス〜ギュト寺院僧侶による砂曼荼羅とバター彫刻の制作展
期日:7月22日(土)〜30日(日) 場所:大本山護国寺
※非常に珍しい砂曼荼羅の制作をライブでご覧いただけます。会期中の7月26日(水)19:00〜20:00には山田真美のトークもございます。是非お運びください。
【 お知らせA 】
7月に放送が予定されておりましためざましテレビの「ワールド・キャラバン〜インド編(山田真美出演分)」は、北朝鮮のミサイル発射に伴うフジテレビの番組変更により、8月31日(木)に延期されました。放送時間など詳細は追ってお知らせします。 |
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第十四世ダライ・ラマ法王誕生祭の一環として、今月10日に開催されました『TIPA(チベット舞台芸術団)東京公演』は、お蔭さまをもちまして予想以上の大盛況のうちに幕を閉じました。
当日の私はMC(総合司会)の大役を任され、たいへん有意義な体験をさせて頂きました。この場をお借りいたしまして、ご来場くださいました約900名の皆さまに心から御礼申し上げます。
さて。TIPAの公演を終えて再び信州の山小屋にとんぼ返りしたところ、何やら得体の知れないずっしりと重い宅配便が届いていました。
差出人はと見ると、かつておばけ探知機やらレインボーメーカーなどの不思議グッズを前触れなしに送ってくださった前科(爆)を持つイナダムシさん(友達歴30年以上)です。 |
以前イナダムシさんから頂いたおばけ探知機(左)とレインボーメーカー(右) |
このたび届いた品物は、なんとビックリ、ヒマラヤの麓で採掘された2億5000万年前の自然岩塩で作ったというランプ、その名前も「ヒマラヤ・ソルト・クリスタル・ランプ」なるシロモノ。
添付されていた説明書によれば、このランプはマイナスイオンを大量に発生させるため、ほぼ次のような効果が期待できるのだそうです。
★空気中の有害物質を中和させる。
★アレルギー体質の人に効果がある。
★心身をリラックスさせ、寝つきの悪い人にも効果大。
★タバコなどの臭いを浄化。
★集中力が高まる。
★花の近くにこのランプを置くと、花の育ちがとても良くなる。
★オレンジ色の光が希望と行動力を与えてくれる。
岩塩で出来ているというだけに、本体にちょっと触っただけで指がベタベタしますが、暗闇で点灯するとかなり神秘的な雰囲気。
今夜から早速、部屋のインテリア代わりに活用してみたいと思います。
「確かに効果あり!」と実感できた場合には、また改めてその効能をご報告しますネ。
※販売元(東京ストーン有限会社)の公式サイトはこちらからご覧になれます。 |
これがヒマラヤ・ソルト・クリスタル・ランプ。左がスイッチ・オフの状態。右が暗闇
の中で点灯してみたところ。まるで地球の誕生を思わせるようなミステリアスな
オレンジ色です |
ところで今週は、少し遅れましたが母の誕生日祝いと避暑を兼ねて、久しぶりに軽井沢まで日帰りプチ旅行をして参りました。
今回の参加者は、母のほか、オーストラリアから一時帰国中の娘(LiA)と、姪(弟の長女)、それに私(運転係)の計4人。
このメンバーで軽井沢に行くのは、およそ10年ぶりのこと。母と姪が「行き先はすべてお任せします」と言うので、ドライブのコースはLiAと私の独断で次のように決定しました。
《 今回ドライブしたコース 》
(LiAと私、山小屋から長野市内にある実家へ)
↓
(朝7時30分頃、実家を出発)
↓
@ LiAのたっての希望で絵本の森美術館を見学
A 浅間山(活火山です)の麓にある鬼押し出し園を散策
B 星野エリアにある村営食堂(名前に似合わずとってもオシャレなお店)にてランチ
C 私のたっての希望で明治のキリスト教伝道者・内村鑑三を記念して建てられた石の教会を見学
D 昭和のレトロ家具やオモチャが見られる「むかしの思い出・軽井沢館」に入館
E 旧軽銀座でショッピング
F 長野への帰り道にある日帰り温泉・湯楽里館で入浴
↓
(21:00ちょうど、長野市内の実家に帰還)
↓
(LiAと私、一路山小屋へ)
ちなみにこの日、軽井沢の最高気温は22〜23℃。
時折り優しい雨がしとしと降ってくれたお蔭で、暑くもなく寒くもない、なかなか風情のあるプチ旅行になりました。
今回はあまり写真を撮ってこなかったのですが、そのなかから石の教会とむかしの思い出・軽井沢館で撮った写真を何枚かご紹介しましょう。
まずは、内村鑑三の理想を具現化した建築物とされる「石の教会」。
私がこの教会の存在について初めて知ったのは、おそらく明治学院で学んでいた頃だと思うのですが、実際に現地へ行ってみたのは今回が初めてでした。
内村鑑三(1861〜1930)は武家に生まれクリスチャンになった人で、名著『代表的日本人』の著者。
派閥にこだわらない無教会主義(言ってみればクリスチャンの世界における自由で無所属な立場)という考え方を提案したことでも知られています。
「石の教会」は、文字どおり石で造られた教会で、誰でも自由に入ることが可能(入場無料)。
いざ中に入ってみれば、石の壁に蔦植物が這っているわ、部屋の中を小川が流れているわで、一般的な教会とはだいぶ様子が違っていて吃驚。
外から見た形もひどく変わっていて、「大きな芋虫が這ってゆく後ろ姿」(母の感想)のようでもあり、角度を変えると「サザエのつぼ焼き」(私の感想)のようでもあります。シドニーのオペラハウスにも、どこか似ているかも知れません(笑)。
メッセージ性の強さにおいてもデザインの独創性においても、かなりユニークな建築物ですから、たとえ内村鑑三自身に興味がなくても、訪ねてみる価値は大でしょう。
教会ですから、内部は当然、写真撮影禁止。というわけで、ここでは外観の写真だけご紹介いたしますネ。 |
母が「まるで芋虫の後ろ姿」との感想を漏らした教会の正面入り口(左)と、裏手の通路(右)
石の教会の外観。建築当時は、かなりアバンギャルドな建物だったことでしょう |
続いて足を伸ばした「むかしの思い出・軽井沢館」は、旧軽銀座にあって、この春オープンしたばかりの新名所です。
ここでは、昭和の懐かしい家具やオモチャなどを間近に見ることができるほか、駄菓子屋さんのセットでは実際に買い物も可能。
昭和一桁生まれの母などは、
「懐かしい〜っ! この炊飯器、うちにもあったわ」
「これと同じ円筒形の掃除機も、あったあった♪」
と、まるで女学生に戻ってしまったように黄色い歓声をあげておりました(笑)。
ちなみに、ここの入場料500円には飲み物(コーヒー)、縁日の遊び(射撃ゲーム)、それにヨーヨー釣りのサービスが含まれていて、ちょっとばかり得した気分(笑)。
射撃で見事に的を射ることができると、シガレット型ラムネ菓子1箱がもらえます(当たらなかった人には、ペコちゃんの棒つきキャンディー1本をサービス(笑))。
このほか、塗り絵コーナーではコーヒーを飲みながら、昔懐かしいきいちのぬりえを楽しみました。
なお、ここのご主人はたいへんな昭和グッズ・コレクターのようで、テレビのお宝探偵団にも何度は出品しているんですって。
年に何度か館内の陳列内容を変えるそうですから、リピーターになって足を運んでも面白いかも知れません。
※「むかしの思い出・軽井沢館」
公式サイトのリンクは切れているようです。
所在地:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢196の10(電話0267-42-2722) |
昭和30年代を再現した部屋。当時の掃除機って、
この写真の左端に写っている機種同様に、何故
か円柱型のものばかりだった気がします
(左)バイクにまたがるウルトラマン、マグマ大使、月光仮面。ありえないほどの豪華メンバーですよネ(爆)
(右)当時の女の子の遊びと言ったら、こういう人形を使った「ごっこ遊び」が主流でした。リカちゃん人形
は私より下の世代のベストセラー玩具。私は外人ぽい顔立ちのタミーちゃんという人形を持っていました
昔の理容店に置いてあったホーロー製の子ども用椅子(左)、当時のスターの
顔が描かれた団扇(右上)と、当時の最先端を行っていた家電品(右下) |
というわけで今回は、昔の女の子+現役の女の子計4名(笑)による、楽しくてちょっとレトロな軽井沢ドライブとなりました。
それでは最後に、今回の軽井沢でひときわ印象的だった場所について一言書き添えたいと思います。
印象的だった場所、それは、石の教会にあったお手洗い(WC)です。
何が印象的って、このトイレ、ドアを開けて中に入ると、左右両側の壁がなんと全面鏡張り。
そのため、実際には狭いはずの部屋がどこまでも広がって見え、まるで無限大の宇宙トイレにいるような錯覚に陥るのでありました(爆)。
特に用事はありませんでしたが、面白いのでとりあえず記念撮影(笑)。 |
写真ではわかりにくいかも知れませ
んが、肉眼で見ると、まさに永遠の
彼方まで続く無限大トイレです(笑) |
そんなわけで暫く信州に籠もり、連日のように近所の温泉にも浸かりまくり、お蕎麦と山菜を食べ、すっかり英気が養われましたので、そろそろ東京に復帰しようと思います。
来週からは、いよいよお待ちかねのチベット砂曼荼羅ライブ・パフォーマンスが始まりますが、お蔭さまで前評判は上々。
ドキュメンタリー・フィルムを撮ることも決定し、関係者一同、大いに張り切っております。
22日(土)〜30日(日)までのイベント期間中は、私も会場となる大本山護国寺に毎日詰めておりますので、もしも私の姿を見かけましたら、どうぞお気軽にお声をかけてくださいネ。
ではでは、皆さま、来週は護国寺でお逢いしましょう♪ |
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪
何の前触れもなくブースケに飛びかかるパンダ。
これって彼女ならではの愛情表現???
※前号までの写真はこちらからご覧ください |
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