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2006年7月29日号(第228号)
今週のテーマ:
明日、砂曼荼羅を壊して川に流します

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【 お知らせ@ 】
チベット砂曼荼羅ライブパフォーマンス〜ギュト寺院僧侶による砂曼荼羅とバター彫刻の制作展
期日:7月22日(土)〜30日(日) 場所:大本山護国寺
※非常に珍しい砂曼荼羅の制作をライブでご覧いただけます。是非お運びください。
【 お知らせA 】
7月に放送が予定されておりましためざましテレビの「ワールド・キャラバン〜インド編(山田真美出演分)」は、北朝鮮のミサイル発射に伴うフジテレビの番組変更により、8月31日(木)に延期されました。放送時間など詳細は追ってお知らせします。
 22日から大本山護国寺にて開催中の「チベット砂曼荼羅ライブパフォーマンス」は、お蔭さまをもちまして、大盛況のうちに明日(30日)、最終日を迎えます。

 最終日の16:00〜18:00頃にかけて行なわれるクロージング・セレモニーのスケジュールは、だいたい次のようになる予定です。

 セレモニーでは、9日間かけて完成させた砂曼荼羅を一気に壊します

 砂は、縁あってその場にお集まりくださった希望者の方にはお分けしますので、小さなビニール袋などをご持参になると便利かも知れません。

 会場では、小さな民芸調の小袋も販売しております(この中に砂を入れてお持ちいただくと、とても可愛らしいチベット風のお守りになります)。ただし小袋は数に限りがありますので、ご購入をお考えの方はお早めに!

 そのあとは、残りの砂を持ってチベットのお坊さんたちとご一緒に江戸川橋公園まで歩き、砂を川に流す儀式を行なった後、お坊さんが川の水を掬い、その水を再び護国寺まで持ち帰って、先ほどまで砂曼荼羅を作っていた台を洗い清めます

 護国寺〜江戸川橋公園〜護国寺と、往復で2キロほど歩くことになりますから、参加される方は歩きやすい靴を履いてご参集ください。

護国寺正面の御門


  
砂曼荼羅の制作風景。名前は「砂曼荼羅」ですが、実際に使われる素材は砂ではなく、
大理石を直径50〜100ミクロン程度に細かく砕いて着色したもの。最後に川に流すことを
考慮し、今回は食紅など「人間が食べても無害な色素」だけを使って着色しました



日本初公開の「バター彫刻」。着色したバターで出来ていま
す(溶けてしまわないよう、固めに練ったバターを特注しまし
た)。チベットでは、バター彫刻を供物として寺に飾り、法要
が終わったあとは食べてしまう由。今回は写真の釈迦牟尼
のほか阿弥陀如来、ツォンカパの3体のバター彫刻を制作
しています


  
26日に行なわれたイブニング・トークにて。私の後方に写っている金剛界曼荼羅(護国寺所蔵)は、
約1200年前に空海が中国から持ち帰った曼荼羅を忠実にコピー(刺繍)したもので、日本に2点しか
現存しない貴重な一品だそうです。右写真は、講演を聞きに来てくださったL.P.シン博士(インドから
来日中の著名な哲学の教授)から激励を受けているところ
 今日(29日)の19:00〜20:00には、護国寺のご本堂にてチベットのお坊さん達による声明が執り行われます。こちらも、どうぞお見逃しなく。

 クロージング・セレモニーの様子は、次回の「週刊マミ自身」にてご報告いたします。どうぞお楽しみに♪

 なお、26日のイブニング・トークの折にはたくさんの方からステキな差し入れを頂きました。
 なかには、お名前やご住所がわからない方もいらっしゃいますので、恐れ入りますがこの場をお借りして御礼申し上げます。

 インドのヒーリングミュージックCD(music by 久保田麻琴)も、GODIVAのチョコも、ヒマラヤの岩塩も、お花も、(写真には写っていませんが)クリスタルビーズのブレスレットも、バーバリーのハンカチーフも、本当に嬉しく頂戴いたしました。心から感謝申し上げます♪
  
※恐れ入りますが今回のイベント会場はお寺の内部ですので、主催者の許可を受けたプレス関係者以外の写真撮影は禁止されております。申し訳ございませんが、何卒ご理解の程をお願い申し上げます(室外での撮影はもちろんノー・プロブレムです)。
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


無題(笑)

※前号までの写真はこちらからご覧ください
事事如意
2006年7月29日
山田 真美