2014年6月28日号(第513号)
今週のテーマ:カマキリ+ひよこ続報
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★ 仏教エッセイ ★
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『仏教一年生』は『仏教二年生』と改題し、近々(博士論文が仕上がり次第)新スタートの予定です。暫くお待ちくださいませ♪
※これまでのエッセイは左のロゴをクリックしてご覧になれます。 |
論文「捕虜を生きる身体:第二次世界大戦期・カウラ第十二戦争捕虜収容所に於ける日本兵の日々」
『人間文化創成科学論叢第16巻』に掲載されました。こちらから全文をご覧いただけます。
キーワード: カウラ, 戦争捕虜, 身体, 男子同衾, ホモソーシャル |
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(前号からの続きです)
6月10日頃に孵化したカマキリは、お蔭さまでこんなに大きくなりました♪
庭の片隅、お地蔵さまの近くの藪の中にたくさん棲息しているのを確認しました。 |

孵化からわずか半月でこんなに成長しましたよ(孵化時の体長は4~5ミリ)

見惚れるほど綺麗なエメラルドグリーン

例年、お地蔵さんの周辺(頭の上も)は、かまきりの人気スポットのようです

色柄からして「オオカマキリ」でしょうか。成長が楽しみ! |
さて、庭の片隅でカマキリが密かに大躍進する中、先週は、にわとりファミリーにも新たな展開がありました。
なんと、ひよこが新たに4羽孵化し、ファミリーは総勢13羽となったのです♪
13羽の性別の内訳は、♂が3羽、♀が6羽、生まれたての4羽は今のところ性別不明です。
というのも、ひよこの性別を見分けるのはとーっても難しいことなのですよ。なにしろ、そのために初生雛鑑別師(しょせいびな・かんべつし)という歴とした職業があるぐらいですから。シロウトの私にはとても無理な話。
公益社団法人畜産技術協会のホームページには、以下のような説明が載っていました。 |
初生雛鑑別技術は、養鶏産業にとって、不可欠なものですが、この鑑別法の発見は、大正13年(1924)に、さかのぼります。当時、農林省畜産試験場にて、鶏の繁殖について研究をしていた増井清、橋本重郎両博士ならびに大野勇の3氏が、初生雛においても、生殖突起によって雌雄の差異があることを発見し、この学理的発見を日本畜産学会に発表したのが始まりです。 この鑑別法は、指を使って、ひよこの肛門を開き、おす・めすの生殖突起を確かめる鑑別法から、“肛門鑑別法”ないしは“指頭鑑別法”と呼ばれています。 |
※公益社団法人畜産技術協会ホームページ「雛の識別・養成」
(http://jlta.lin.gr.jp/chick/index.html)より引用 |
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ちなみに同協会では年に一度、全日本初生雛雌雄鑑別選手権大会(平成9年度からは「鑑別技術研修会」と改称)なる大会を開催していらっしゃり、これまでの最高は昭和55年(1980年)開催の第21回大会で打ちたてられた「100羽を3分間で100パーセント正解」という大記録なのだそう。
100羽を3分ということは、1羽あたり2秒弱で鑑定ということですね。速い!
この選手権、一体どのような光景なのかしらと関心を覚えて調べましたところ、Youtubeに第51回大会の様子がアップされていました(こちらがそうです)。
挑戦者の方達の真剣そのものの表情と、絶え間なくBGMのように流れるぴよぴよぴよぴよぴよぴよ……というひよこの鳴き声がなんとも不思議なコントラストですね! |

ここ数日のあいだに我が家で孵った4羽のひよこ。左端の子の名前は「BOSS」に決定(笑)。
右端の子はほかの子より一回り小さいプチなので、「プッチー」と命名。残りは名前未定!

BOSSは兄弟姉妹より一回りビッグサイズで、餌の食べ方もかなり豪快です |
なお我が家のにわとり全13羽中、白っぽい無地(※生後すぐの頃は白というより黄色)の個体はキイロとBOSSの2羽のみで、残り11羽には歌舞伎風の隈取り(笑)があります。
残念ながらすでに事故死してしまった2羽――凶暴なメスに突つかれて死亡したひよこ(名なしの子)と、よその家にもらわれたもののイタチにやられ、あえない最期を遂げた凶暴なメス――も、やはり歌舞伎タイプでした。
偶然かも知れませんが、歌舞伎風の個体よりも白っぽい個体のほうが鳴き方、食べ方、走り方などの身体能力が高いような印象があります。
そもそも、白っぽい個体と歌舞伎タイプ個体の遺伝子レベルでの違いは何なのか。
ああ、新たなる謎が増えてしまいました……。
BOSSが仮にオスである場合、純白の体にトサカのみ赤い尾長鳥になるのでしょうか。
答えが出るまでには数か月を要しますが、今から報告を楽しみにお待ちくださいね。
ではでは♪ |
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪

雨降りの日はどうしてこうも眠いんでしょう
(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
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