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2014年11月25日号(第525号)
今週のテーマ:
明治学院クリスマスツリー点灯式
 先週の金曜日、明治学院のメインキャンパス(東京都港区白金台1-2-37)に於いて、毎年恒例のクリスマスツリー点灯式が行なわれました。

 正門から入ってすぐ右側、普段は立ち入り禁止となっている芝生広場が会場です。桜田通りに面していますし、ひときわ大きな樅の木ですので、道行く方々にも毎年楽しんでいただいている有名なツリーなんですよ。
 
点灯式のプログラム(前奏~聖書のことば~小学生による合唱~高校生による合唱
~学長からのクリスマスメッセージ~ツリー点灯~間奏~学生による合唱~全員合唱)
 点灯式には、港区内の小学生のほか、長野県小諸市の小学生がやって来てクリスマスソングなどを合唱してくださいました。

 明治学院と小諸市のそもそものご縁は、明治時代を代表する文豪の一人である島崎藤村が明治学院に学び、さらにその後は小諸義塾で教壇に立ったことにあります。

 明治学院は、最初は「ヘボン塾」として江戸時代末期に横浜で産声を上げ、その後、幾度か名称が変わった後に明治学院となります。藤村は「明治学院」と名称が定まった後の第一期卒業生に当たります。
 ちなみに明治学院の校歌(『人の世の』)の作詞者も藤村。

 藤村の作品には『小諸なる古城のほとり』や『千曲川のスケッチ』など小諸を描いた作品が含まれ、そうしたご縁ゆえに、今も明治学院と小諸市のあいだにはどこか親戚のような懐かしい関係が築かれているのでした。

 2006年(平成18年)には両者のあいだに「明治学院大学と小諸市の協働連携に関する基本協定」が調印されています。

 ちなみに私は小諸より少し北の長野市出身ですが、子どもの頃から「島崎藤村は信州人」と聞き、とても身近な文豪というイメージで捉えていたんですよ。
 今は心の中でそっと「島崎先輩」とお呼びしています(笑)。

点灯前の芝生広場の様子(明治学院記念館の前に小学生たちが並んでいるのが見えます)



記念館を背にして見た風景(中央の木が点灯前のクリスマスツリー、左が桜田通り)



プログラムが進むにつれて日が翳ってまいりました……



クリスマスツリー点灯。子ども達が跳びまわる姿がまるで妖精のよう♪
(※なお、ランプは全てLEDを使用しております)



木の蔭になっていますが、ツリーの向こう側が明治学院高等学校。その右にチャペルがあります



すっかり日が落ちてイルミネーションがひときわ映えます
(右の高層ビルは10年ほど前に建てられた近所の高級マンション)
 明治学院のクリスマスツリーのイルミネーションは年明けの1月5日までお楽しみいただけます。お近くにお越しの節はぜひ、お立ち寄りくださいね♪

 さて、今日のおまけはブースケ写真です。このブログをご覧になっている複数の方から、「ブースケの写真に癒されています」とのメッセージが届いておりますので、今週はブースケにスポットライトを当ててみました。

 「癒し系」という評価が定着した感のあるブースケ氏(11歳11か月なう)ですが、たまにはこんなふうに速きこと風の如しとばかり疾走することもあるんですよ。あくまでも、「ごく稀に」ですけどね(笑)。

ブースケです。走り過ぎて既に写真がブレています!



いきなりダッシュ!



猛然ダッシュ!



ママリンも走りながらカメラのシャッターを切っております!



こんなブースケ見たことない!(笑)



階段だって一気に駆け上がります!
 ブースケ氏。来月で12歳になります。

 犬の年齢を7倍すると人間の年齢に匹敵する、という計算方法があるようで――個人的にはその計算の根拠をいささか疑わしく思っておりますけれど――とりあえずその方法で計算すれば、ブースケは84歳! とは言え実際はこのとおり、まだまだ若い。今日もパンダと仲良く遊んでいます。

 これからもなるべく頻繁にお犬さま写真(笑)をアップするようにいたしますので、引き続きご贔屓に願います♪

 なお、去る11月22日の夜に長野県北部で発生した地震(震度6弱)に際しましては、国内外の友人・知人からご心配をいただきました。ここに改めて御礼申し上げます。
 
地震の翌日に長野市の実家を訪ね、母とランチ。実家も無傷でしたのでご安心ください♪
 長野県北部にある私の書斎は、築百数十年の農家を大改築した木造の家で、これまでにもいくつかの地震と大量の雪に耐え抜いてきたツワモノです。

 今回の地震でも大揺れに揺れはしましたが、イメージとしては硬直せず、しなやかに揺れた感じで、何一つ壊れることなく、物が落ちることもありませんでした。

 これは常々感じていることですが、昔の家には一種の「いいかげんさ」と言うか無駄のようなものがある気がします。その無駄がクッションとなって、今回も地震の力を逃がしてくれたのではないかと。
 百数十年前にこの家を作ってくれた顔も知らない大工さんに感謝いたします。

 このたびの地震で被災なさった皆さまに心からお見舞い申し上げ、家屋・道路その他の一日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。

 12月はすぐそこ。皆さまもどうぞ健やかにお過ごしください。
 ではでは♪
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


お犬さま専用布団でまったりブースケ♪

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2014年11月25日
山田 真美
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