旅に出ていない限り毎週土曜日に更新します。
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2010年10月8日号(第400号)
今週のテーマ:
パンダバスとパンダさん
★ 仏教エッセイ ★
真言宗のお寺・金剛院さんのウェブ上で『仏教一年生』と題したエッセイを連載中です。第28回のテーマは「日本人、最高!」です。左のロゴをクリックしてページに飛んでください。




  
 ここ暫く「週マ」の更新が滞ってしまい、申し訳ありませんでした。

 実は私、年末に和英バイリンガル本を1冊上梓する予定でおりまして、このところその翻訳作業(日本語から英語への翻訳)に忙殺されておりました。

 英訳が完成し、今はブックデザインにとりかかっております。
 デザインは“Wheel of Destiny”にひきつづき、に任せることにしました。

 ちなみに、お蔭さまで娘は先日大学院修士課程を修了しました。
 ついこのあいだ入学したばかりと思っていたのになぁ。……時の経つのは早いものです。
  
ついでに2008年の入学式の写真も掲載しておきます。ビフォー&アフター(笑)
 うちはかなり仲のいい母娘ですので、娘は私の好き嫌いを手にとるように理解してくれていますから、ブックデザインに関しても実に話が早いんですよ。

「それで、希望の色は?」
マミリン紫でお願いします」
「全体のイメージは?」
「“お〜っほほほ”ってな感じでヨロシク」
「了解」

 ……って、こんなわけのわからない会話で以心伝心できてしまうところがスゴイ(笑)。

 ちなみに本のタイトルは『マミリン語録 The Words of Mami Yamada』です(笑)。
 どうぞお楽しみに♪

  
 とまあ、相変わらず何かと忙しい毎日ではありますが、先日ちょっと用事があって浅草へ出たついでに、前から気になっていたパンダバス「ニンニン」に、ついに乗ってみました。

 ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
 「ニンニン」は浅草周辺を巡回するパンダの顔をしたマイクロバスなんです。

 このバスったら、浅草のみならず今戸神社、鷲神社、合羽橋、そして今話題の東京スカイツリーの正面などなども通ってくれるという、かなり充実したコース内容(←最初から最後まで乗った場合)。

 しかもナントナント運賃は無料

「浅草とその周辺をもっと多くの人に知って欲しい

という切なる願いをこめて、雨の日も風の日も、朝9時台から夕方5時台まで丸1日延々と走りつづけているのだそうです。
 偉いぞニンニン、がんばれニンニン!……と思わず応援したくもなるじゃありませんか!?

※ちなみにパンダバス「ニンニン」の公式ウェブサイトはこちら
  
私は雷門のバス乗り場から乗りました。時間どおりに「ニンニン」が来た〜♪


  
車内はこんな感じ。ヘッドレストカバーがパンダですぅ〜。助手席後方にはぬいぐるみが鎮座♪


  
車窓越しに見る東京スカイツリー。ガラス越しなので写真が不鮮明でゴメンネ。
(左)雷門前からの眺め (右)吾妻橋からはアサヒビール本社も見えます


  
入り組んだ住宅街から見る風景は、かなりカオティック


  
ここが東京スカイツリーの麓です。背が高すぎて写真に入りきりませんでした



私は「二天門本店前」バス停で降りましたが、
ニンニンはこのあともグルグル走り続けたはず
 上の写真でおわかりと思いますが、浅草周辺の風景は建設中の東京スカイツリーによって大きく様変わりした感がありますねえ。

 スカイツリーのインパクトが強すぎて、私などはそれ以外の写真を撮り忘れてしまったほど(汗)。

 それで思い出しましたが、浅草にはかつて浅草十二階(本当の名前は凌雲閣)と呼ばれる塔のような形の12階建ての建物が建っていたそう。日本で初めて電動式エレベーターを設置した建物です。

 大正12年の関東大地震によって崩壊してしまった浅草十二階ですが、当時はどんなにかハイカラかつハイテクなビルだったことでしょう。

 当時の日本人が東京スカイツリーを見たら、一体どんな感想を持つのかな。聞いてみたい気がします。

 まったくの余談ながら、私の伯母である山田八重子(のちにシチズン時計の社長・会長となる山田栄一の妻)が、当時は東京府立第一高等女学校に通う女学生で、浅草に住んでおりました。

 その伯母が元気だった頃、

「家の外に出た瞬間にね、わたくしの目の前で十二階の上のほうだけ折れて落ちて来たのよ。たちまち凄まじい砂埃が立って、見る見るうちに視界が完全に鎖されてしまったわ」

臨場感たっぷりに話してくれたことを、急に懐かしく思い出しました。 

 さてさて。パンダバスに乗った翌日は、このたび新しく日本に赴任なさったインド公使の歓迎レセプションに出席してまいりました。

 そこで驚愕の事実が発覚。

 新しい公使のお苗字は、なななんとパンダさんとおっしゃるんじゃありませんか!
 アルファベットの綴りも「Panda」で、笹を食べる動物のパンダと同じ。

 インド人とのお付き合いは30年以上になりますけど、私、パンダさんというお名前の方にお会いするのはこれが初めてです。

 さらに、この話にはオチがありまして、パンダさんがインド共和国の外交官になって最初に赴任なさった国は中華人民共和国だったんですって!

 インドのパンダさんが中国で外交
 それってもしかしたら、インド外交の切り札としての配慮だったんじゃないでしょうか(笑)。

 そして今、そのパンダさんが日本上陸。実にいい話です(笑)。

 そんなわけで、今後は私の日記に公使のパンダさんが登場すると思います。
 何卒、お見知りおきくださいませ。
  
こちらが新しい駐日インド公使のパンダさん。とっても素敵な方でした(歓迎レセプションにて)
 さて、「ウェブサイト10周年記念読者プレゼント」の当選者発表を楽しみにしてくださっていた皆さま、このたびは発表が遅くなってしまって申し訳ありませんでした。

 厳正なるアミダ籤の結果、当選者はぶうすけ様に決定いたしました♪

 早速マハラジャ・ターバンをお送りしますので、時節柄ハロウィンのパーティーでかぶったり、おうちで毎日かぶったり(笑)、色々な用途にご活用ください。

 あっ、そういえば今週号は第400号だったんですね! たった今、気づきました(遅いっ)。
 今後とも「週刊マミ自身」と山田真美とブースケとパンダを何卒ごひいきにお願いいたします(笑)。

 ではでは♪
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


これは我が家のパンダです(笑)

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2010年10月8日
山田 真美
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