旅に出ていない限り毎週土曜日に更新します。
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2013年5月23日号(第479号
今週のテーマ:
大相撲と結婚式とカウラ事件取材
★ 仏教エッセイ ★
言宗のお寺・金剛院さんのウェブ上で『仏教一年生』と題したエッセイを連載中。第37回のテーマは「『智の器』としてのお寺の面白さ」です。左のロゴをクリックしてページに飛んでください。
 ★講演会のお知らせ 長野県飯山市にお住まいの皆さんへ★
飯山雪国大学・公開講座
「親子で英語を楽しもう ~ 算数を英語で!」

(以下、講演会ちらしより抜粋) 『3歳までに英語の種をまきなさい』の著者・山田真美先生からインドの算数を英語で学ぼう! オーストラリアやインドなど、いろんな国で生活をされた山田真美先生が、インドの算数を楽しく英語で教えてくださいます。
日時: 5月25日(土)13:30~14:30 場所: 飯山公民館(長野県飯山市飯山1436の1)
対象学年: 小学校5・6年生(原則、親子でご参加ください。先着30組)
※入場無料・要予約。 ※お問い合わせ先: 飯山市公民館(電話0269-62-3342)
 
 某学会誌に投稿する論文の締め切り間際につき、今日はさくさくっと「フォト日記」で済ませることを何卒お許しください。

 先日、生まれて初めて大相撲を観戦してまいりました。それも桝(ます)席で。4人用の桝が2つ取れたということで、8人で行ってきましたよ。

 私は相撲の「す」の字も知らないのですが、観戦日がたまたま「ヨーグルトの日」ということで、当然のことながらブルガリア出身の琴欧洲さんを応援。明治ブルガリアヨーグルトの懸賞幕もかかった一番、期待どおり琴欧州は白星を決めてくれました♪

生まれて初めての両国国技館。右下の写真に写っている面々と行ってまいりました。チケットを
取ってくれたのは唄淳二さん(水色シャツの男性)。左下は琴欧洲が白星をあげた一番です♪
 19日はバレエダンサーのあややん(本名は恩田綾子さん)のご結婚式にお呼ばれしてまいりました。

 あややんは晴れ女。当然、当日は絵に描いたようなピーカンの五月晴れでした(天気予報では確か「雨」だったんですけどね)。

 旦那様になられた滝澤さんは水産学博士で、ニジマスの遺伝子レベルでのご研究(?)をしていらっしゃる由(※酔っぱらって聞いていたので、詳細が間違っていたらゴメンナサイ)。「バレエとニジマス」という意外なコラボから、新しいインスピレーションがたくさん生まれることでしょう。末永くお幸せに♪

新郎新婦が初めて会った場所が海外のラーメン屋さんということで、特別デザインのカップ
ラーメンが1人に1つずつ配られました(左下)。ちなみにパッケージデザイン by 娘です♪
 結婚式のあとは、その足で東京から新幹線に飛び乗り岡山へ。カウラ事件発生当時、カウラ第十二戦争捕虜収容所に収容されていた立花誠一郎氏(92歳)にお目にかかってきました。

 立花さんは、カウラ収容所到着3日目にハンセン病が発覚し、一人用天幕(軍隊用テント)に隔離されていらっしゃった方です。

 私にとってはこれが4回目のインタビュー。今回も貴重な証言を多々聞かせていただきました。
 インタビュー内容は学会誌に発表した後、博士論文の中で詳細を披瀝させていただきます。

 なお、当ブログでは前回まで立花さんを「Tさん」とイニシャル表記しておりましたが、今回、学会誌に論文を寄せるに当たってご本人と相談した結果、「立花誠一郎」の名前で書かせていただくことになりました。ちなみに「立花誠一郎」は(病気と捕虜の不名誉から家族を守る目的で)戦後になってから付けた偽名であり、ご本名は今も非公開です。

 顔写真も、前回まではプライバシー保護のため出さないようにしていましたが、既に新聞等で何度か顔写真が報道された経緯もあり、ご本人も「全く問題ありません」と快諾してくださいましたので、今回からはお写真も掲載させていただくことにしました。
 
元カウラ捕虜の立花誠一郎さんと4回目の会見(国立療養所の立花さんのお部屋にて)
 その翌日は岡山市内の山陽女子高校へと場所を移し、ここで元カウラ捕虜の村上輝夫さん(92歳)と合流しました。

 山陽女子高校には、立花誠一郎さんがオーストラリアから帰国した際に持ち帰った私品の数々(手製のトランク、履いていた靴、収容所で使っていたノートやカミソリなど)が今も大切に保管されているのです。

 それらの品々の中に、是非とも論文で論じたい資料が2~3ありましたので、カウラ事件にお詳しい同校放送部の野村泰介先生のご厚意でケースから出して見せていただきました。

左下から時計回りに: 立花誠一郎さん手作りのトランクを拝見する私(お隣りは村上輝夫さん)、
立花さんがカウラ収容所で使っていたノート(YMCAからの支給品)、収容所で使っていたカミソリ
(以上、山陽女子高校所蔵)、右下は帰国後に立花さんが手作りした金槌一式(立花さんの私品)



せっかくの岡山なので後楽園見物(村上さんと私の頭の間に写っているのは岡山城です)
 ……というわけで例によって東奔西走、超多望な日々を送っております。

 今週の後半は書斎に籠って論文執筆。土曜日は「算数を英語で!」をテーマに講演会をいたします。英語が苦手な方にもわかるよう易しくお話ししますので、ご興味のある方はお気軽にお運びください。

 ではでは♪
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


一に昼寝、二に昼寝、三四がなくて五にまた昼寝

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2013年5月23日
山田 真美
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