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2011年3月30日号(第416号
今週のテーマ:
震災後の日本へ[3]
★ 仏教エッセイ ★
真言宗のお寺・金剛院さんのウェブ上で『仏教一年生』と題したエッセイを連載中。第32回のテーマは「娘の結婚に想う」です。左のロゴをクリックしてページに飛んでください。
※震災後の日本へ[1]
※震災後の日本へ[2]


【 被 災 地 で マ ジ ッ ク シ ョ ー 開 催 へ 】

 今、自分に何が出来るのか。何をすべきなのか。

 ……そんなことを考えながら毎日を生きている自分がいます。そのような自省を促してくれたという意味では、この震災は生きることを考え直すチャンスだったのだと、改めて強く思います。

 さて、日程など詳細は未定ですが、9月末にインドから14歳の天才魔法少女「ジニア」を招き、宮城県下で復興のためのマジックショーをプロデュースすることがほぼ決定しました。

 道路や建物など、インフラの復活状況を見ながら調整を続けたいと思いますが、今のところ、石巻・気仙沼・大船渡・陸前高田の4か所でのショーを予定しています。

 今回はマジシャン以下、関係者全員がボランティア参加です。主に被災地の小学生に見てもらい、マジックによって少しでも元気を取り戻してもらえたらいいなあ、と思っています。

 先日、そのための準備を始めました。だから、なんだかもう忙しいの何のって(笑)。

 でも、いま力を出さなかったら出すときは無いと思いますので、復興のために自分にできることを全力でやりますよ!

インドの天才魔法少女「ジニア」。赤ちゃんだった頃からよく知っている女の子です。
(C)Zenia Bhumgara, 2011
【 2 本 の タ ワ ー @ 震 災 後 】
 ところで、このたびの大震災によって東京タワーの先端が曲がってしまったという噂は、皆さんも耳にしていらっしゃると思います。
 昨日、ちょうどタワーの横を通りかかりましたので上を見上げたところ、確かにぐにゃりと曲がっていました(写真参照)。

 一方、建設中の東京スカイツリーは震災発生後も建設工事を続け、3月18日午後1時34分、ついに完成時の高さである634メートルに達したそうです。

 連日の余震の中で黙々と工事を続けていたという、そのことが何よりも凄いなあ。
 
 原発を見ていても思いますが、現場はどんなときでも命がけで頑張っているんですよね。
 今日まで日本を支えてきてくれたのは、現場のそういう無名の人々です。心から感謝しなければ!
  
(左)震災後の東京タワーの様子。近づいて見ると先端部分が曲がっています
(右)浅草寺から見たスカイツリー(左端に見えるタワー)。どちらも2011年3月29日撮影
【 パ ン (ダ) は 日 本 を 元 気 に す る か 】
 ところで上野動物園では、4月1日からパンダの力力と真真が一般公開されるそうです。
 上野駅の構内には、細々とではありますがパンダ歓迎ムードが漂っていました。

 ……が、しかし、お向いのパン屋さん(アンデルセン)では生産ラインに地震の影響が出ているようで、名物パンダパンの生産も中止されているとのことでした。残念!

 そういえばパンで思い出しましたが、今回の震災で被害の大きかった宮城県石巻市で被災した友人の話によれば、当地では今も配給の食糧に頼っており、その中身はおにぎりとパンのみなのだそうです。

 長期にわたっておにぎりとパンだけでは、さすがにキツイでしょう。
 蛋白質やビタミン類も不足するし。

 これを機会に、より長期にわたって連用可能な非常食の研究を推し進めるべきかも知れません。 
  
上野駅にて、真真(シンシン)のヌイグルミと記念撮影。
アンデルセンのパンダパンは地震の影響で生産中止とのこと
【 安 易 な 大 学 の 休 講 は N G 】
 今、絶対に自粛してはいけないもの。 そのトップに挙げられるものの一つが教育ではないでしょうか。

 ところが今朝の読売新聞によれば、東北・関東地方の国公私立446の大学(短大含む)のうち、少なくとも130校が新年度の入学式を中止または延期する決定を下したそうです。

 実際に地震被害に遭った地域で授業の開始が遅れるのは、致し方のないことですし、実にお気の毒な事態だと思います。けれども、建物が損壊したわけではない首都圏の大学で4月を休講にする必要が果たしてあるのでしょうか。
 
 「節電」は理由にならないと思います。だって、都内なら暖房なしで十分に過ごせるじゃないですか。
 それでも寒いなら各自厚着をし、照明を少し落とした薄暗い中で勉強したらいいのでは。要は螢雪時代の復活ですよ(笑)。

 本当に勉強したい人の気持に答えられないようでは、大学は既に大学としての機能を果たしていないと言わねばなりません。
 っていうか、今、若い人に「歯を食いしばって頑張る」ということを教えないと、復興はますます大変になるだけでは?

 ちなみに、私が4月から進学するお茶の水女子大学(院を含む)では、卒業式も入学式も平服で粛々と実施。授業も予定通りに行ないます。 これが教育の本来あるべき姿だと私は思う。

 首都圏で休講になった大学の学生さんで、

私は勉強したい! 休講を撤回してください!

と訴え出るような気骨のある方はいらっしゃらないのでしょうか。
 私の知る限り、リアル世界でもネット上でも、そんな声は少しも聞こえてこないのですが……。

【 原 発 か ら の 距 離 を 計 算 】
 福島第一原発・第二原発からの距離を一瞬にして計算してくれるサービスを見つけました。

 このサービスが必要となる日が来ないことを切に願いますが……とはいえ安全な距離が取れているかどうか確かめてみることは必要だと思います。お試しあれ。

原発距離計算機 http://machi.userlocal.jp/kyori/

【 お 花 見、 大 賛 成 ! 】
 石原慎太郎都知事は29日の記者会見で、

「桜が咲いたからといって、一杯飲んで歓談するような状況じゃない

と発言し、お花見の自粛を呼びかけたそうです。これには私、思わず耳を疑いました。
 いま国民(都民)に一番必要なものは何か。知事はそれをわかっていらっしゃらないのでしょうか。

 大震災とそれに続く原発事故によって、今すべての日本人は、心もとなく、泣き出したいほど切ない気持ちを精一杯耐えながら不安な日々を過ごしていることと思います。既にギリギリの精神状態の人だってたくさんいらっしゃるでしょう。

 こんなときだからこそ外に出て、大勢の人の中に立ち、桜を見上げ、自然に抱かれて笑顔を取り戻すことが何よりも大切なんじゃないでしょうか。

 去年と変わらず今年も咲いてくれた桜を見上げながら、生き残った人々は互いの無事を喜び合い、 不幸にも亡くなった方々の野辺送りをし、 明日からの復興のために笑顔を取り戻す。

 そのためのお花見ではないのですか?
 だって桜は日本人の心のふるさとなのですから。

 皆さん。知事が何と仰ろうと遠慮せずにお花見に行きましょう♪
 昼間なら電気の必要もないし、夜だって照明を微弱にすればいいと思う。

 誰に何と言われようと私は行きますよ。ええ、自粛なんかしません(笑)。

 以下、次号に続きます♪
(※この日記は必要に応じて適宜、追記します)
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


ブースケのソックリさんパンダ@檻の中

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2011年3月30日
山田 真美
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