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2008年12月15日号(第316号)
今週のテーマ:
忘年会シーズン前半終了
★ お し ら せ ★
真言宗のお寺・金剛院さんのウェブ上で『仏教一年生』と題したエッセイを連載中です。第8回のテーマは「生まれ変わり」。左のロゴをクリックしてページに飛んでください。
 忘年会が引きも切らず、例によって忙しすぎて席が温まる間もないという絵に描いたような師走を過ごしております。

 そうこうしているうちに、12月も今日で半分終わり。時間の経ち方が、いよいよ超加速度的になってまいりました。

 毎年この時期になると、なぜ地球の自転は速くなるのでしょうか(苦笑)。

 今年のうちに終わらせねばならない仕事は『ブリタニカ国際年鑑』など仕事の原稿が3本と、大学院のレポートが5本(ただしこちらの最終締切は来年1月20日)。

 その間を縫って忘年会へと走る走る。正直、時間が足りません
  
『第5回民族映画を見る会』でブータンの話をした後、仲良しの友達とプチ忘年会


  
こちらは別の忘年会@スペイン料理店。気づいたら人を撮らずに食べ物だけ撮ってました(笑)


  
忘年会と忘年会の間を縫ってお茶の稽古も忘れず(しかし服装はどう見てもクリスマス仕様)


  
極めつけに、素敵なツリーがあると聞いて遠方まで見に行き、イルミネーションの前で
写真を撮ってみれば、矢に頭を射抜かれていました(苦笑)
 射抜くなら ハートにしてよと 小一時間 (マミリン川柳)

……そんなこんなで、いつも以上に人と逢うことの多い1週間でした。

 そもそも私の友達には性格的に濃い人が多いのですが、そこへお酒が入ると火に油を注ぐような結果となります。この1週間で最も濃厚だったのは、某忘年会で隣に座った物理学者さんと量子力学の話で白熱したときでしょうか。

 物理学者さんいわく、

「板に小さな穴を2つ開け、そこに向かって光子(こうし)を発射したとします。光が通過した穴の向こう側には、像が結ばれますね? 光子は2つの穴のうちどちらか1つしか通れないとします。しかし、2つの穴のどちらか片方を塞いだとしても、やはり像は結ばれます。どちらの穴を塞いでも、必ず像は結ばれます。なぜならば、光子には意志と予知能力があって、どちらの穴が塞がれるかあらかじめ知っているし、塞がれない方の穴を通ろうとするからです」

 最後まで聞いて、私は口あんぐり。「光に意志と予知能力」があるって……何ですかそれ? 物理学って宗教だったんですか?……というか、「宗教」と銘打っていない分だけさらにタチが悪いか(笑)。

眩暈(めまい)を覚えずに量子力学を考えることができる人は、量子力学をわかっていない人だ

とは、量子力学の父ニールス・ボーアの有名な言葉ですが、けだし名言ですね……。

 この夜、私のお酒がよく回ったことは言うまでもありません。
 まあ、私の飲み会は大なり小なりこんな感じですなんけどね(笑)。

 さてと。気を取り直して、明日から2泊3日で沖縄へ行って参ります。そのご報告は次回に。
 ではでは♪
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


ブースケもクリスマス色(自宅にて)

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2008年12月15日
山田 真美
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