あー、よく寝た。
みなさん、おはようございます。
実は、12月7日(日)が修士論文の提出期限でした。
6日(土)の夕刻から自分が主催する「民族映画を観る会」がありましたので、まずはそれに出席。
ブータンからの帰朝報告をさせていただき、終了後はお友達6人と連れ立って打ち上げへGO!
血中アルコール濃度がかなり高くなってから夜遅くに帰宅。
それから一心不乱に修論の仕上げ。
そのまま7日の夜まで(つまり24時間)ずーっとデスクに張り付いたまま執筆していました。
当然、ゴハン抜き。
7日の深夜に修論を書きあげ、そのままプルーフ・リーディング。
完成したものを担当教官の越智淳仁先生(高野山大学文学部長)宛てにメール送信いたしました。
タイトルは、『仏教国チベットへの宗教弾圧の歴史―ダライ・ラマの宗教と政治』。
分量は(大学院の規定により)50,000字、すなわち400字詰め原稿用紙125枚です。
ちなみに拙著『夜明けの晩に』は原稿用紙1,678枚分ありますから、今回の修論の分量は、その13分の1ぐらいってことですね。
さて、修士論文を書き終えたのだから、もうベッドに直行してもいいはずなのですが、なぜか少しも眠くないので、そのままレポート(高野山大学へ提出する毎月の課題)を書き始めました。
結局7日の夜も、そのまま徹夜。これで2晩連続の48時間不眠不休。
1本4,000字のレポートを立て続けに4本執筆。
ちなみにその内容は、
* 816年の開山以来、今日まで高野山が健全であった理由
* 高野山の日本文化史に占める位置
* 高野山で行われている常楽会(涅槃会)と御影会の特徴
* 高野山で行われている修正会と一般民俗信仰の比較検証
うちの大学院は、レポートの提出締め切りが毎月8日なのですよ。で、8日の郵便局消印があれば12月分の提出として受理されるので、8日のうちに24時間営業の郵便局にダッシュしてそのまま投函。
家に戻り、缶チューハイを開けて一口飲んだのですが、そのあとの記憶がありません(汗)。
気がついたら9日の朝でした(爆)。
……。
2日と2晩、不眠不休で絶食状態(ただしハーブティーは大量に摂取)、ただただ原稿に向かって1000%集中していたところ、とても面白いことが起こりましたよ。
まず、次に書くべき長編(空海がらみです)のプロットが突然怒涛の如く脳内に溢れ出し、一挙に頭の中で完成してしまいました。凄い!
これとは別に、とても神秘的な体験もしたのですが、詳細はちょっと秘密。
まあ、いわゆるFBI捜査官さながらの千里眼体験ですね。これも凄かった!
やはり、人間は何かに徹底的に集中して集中して限界に達すると、普段は自分でも気づいていないような能力が引き出せるのかも知れませんね。
(お坊さんの修行というのは、まさにそれをやっていらっしゃるわけですね。ありがたや、ありがたや……)
修士論文を書き終えてみれば、目から何枚かウロコが落ちたような視界良好気分です。
これはもしや……噂の開眼では!?(爆)
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