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2013年2月4日号(第473号
今週のテーマ:
カウラ事件関係者を訪ね豪州へ(前半)
★ 仏教エッセイ ★
言宗のお寺・金剛院さんのウェブ上で『仏教一年生』と題したエッセイを連載中。第37回のテーマは「『智の器』としてのお寺の面白さ」です。左のロゴをクリックしてページに飛んでください。
 
 豪州に於けるカウラ事件関係者をインタビューするため、目下、真夏のオーストラリア各地を訪ねております。

 まずは、『生きて虜囚の辱めを受けず』(山田真美訳, 1995, 清流出版)の原作者であるハリー・ゴードンさんをインタビュー。

 ハリーと私はカウラ研究者であると同時に、世代を超越した30年来の友達でもあります。

 ちなみにハリー・ゴードン氏はオーストラリア新聞界の重鎮として知られていますが、それと同時に現在では豪州オリンピック委員会委員を務め、オリンピック関係の本も数冊出していらっしゃいます。

 それに関するふたりの短い会話。

私: 「オリンピックとカウラって、なんとも不思議な組み合わせ!」
ハリー: 「それを言うならインドとカウラもね」
ふたり: (笑)

ハリー・ゴードンさんと私(クイーンズランド州サーファーズ・パラダイスにて)




インタビューで空腹になってくると、頃合いを見計らったようにゴードン夫人が食事を用意してくれます。感謝♪
 ハリー・ゴードンさんへのインタビューを終えたあとは、そのままシドニーに飛んで国際交流基金シドニー文化センター所長の遠藤直さんらと楽しく飲茶(ヤムチャ)。

 そのあと、さらに電車とバスを乗り継いで、昨夜遅くにカウラへ到着いたしました。

 ちなみに、ここカウラではカウラ脱走協会(Cowra Breakout Association)の会長を務めるローレンス・ライアンさん宅に泊めていただいています。

 余談ながら……ライアンさんは趣味で芝居(それもミュージカル!)をなさるのですが、その歌唱力たるや玄人跣であるともっぱらの噂。漏れ承ったところによれば、高校時代には『カラミティ・ジェーン』の舞台で独唱なさったそうで、その時に主役のカラミティを演じた美しい女性が現在の奥さまなのですから、なんともロマンティックなお二人です♪

 今日はこれからカウラ日本庭園の開園に奔走なさったカウラ日本協会会長・ドン・キブラーさんをインタビューさせていただきます。

 そのご報告はこちらをご覧ください。
 ではでは。
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


兄さんからオヤツをもらうの図(食べ物のことと
なると、つい真剣な表情になっちゃう)

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2013年2月4日
山田 真美
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