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2011年9月4日号(第428号
今週のテーマ:
カウラ研究と日印文化交流の狭間で
★ 仏教エッセイ ★
真言宗のお寺・金剛院さんのウェブ上で『仏教一年生』と題したエッセイを連載中。左のロゴをクリックしてページに飛んでください。
【 マ ジ ッ ク シ ョ ー の お 知 ら せ 】
大変お待たせいたしました。いよいよ、山田真美プロデュースによる「魔法少女ジニア 日印友好マジックツァー2011」の開幕です。
 9/19(祭日)11:30〜12:30 こどもの城(無料)
 9/20(火)〜22(木) 宮城県内の小学校4校+老人ホーム2か所(一般非公開)
 9/22(木)18:00〜18:50 七ヶ浜国際村(無料)
 9/24(土)13:00〜14:30 たばこと塩の博物館(無料)
 9/25(日)11:45〜12:05 代々木公園野外ステージ「ナマステ・インディア2011」(無料)
※24日(土)は「山田真美講演会+魔法少女ジニアミニマジックショー」となります。(於・たばこと塩の博物館・定員80名・申込要)。博物館への入場料100円をいただきます。
ご来場を心からお待ち申し上げます♪(詳細は下のチラシをクリックしてご覧ください)
  
[クリックで拡大できます]
 さて私の近況と言えば、標題にありますように「カウラ研究」と「日印文化交流」という、一見何の関係もなさそうな、しかし私にとっては非常に重要な2つのテーマの狭間で恐ろしく多忙な日々を送っております。

 もっとも私の場合は、常日頃から「ああ忙しい忙しい」と騒いでいますから、今更どなたも驚かないとは思いますが(苦笑)。

 それに、何も今回が人生最高の忙しさってわけじゃありませんしね。過去に、もっともっと忙しいことはありましたよ。なにしろ私は南の島へヴァカンスに行ってもビーチで水着姿でテキーラ飲みながら原稿を執筆しまくってしまう人ですからね。

 本気でゆっくりするのは温泉に浸かっているときだけかも。
(さすがに湯船にまではパソコンを持ち込めないし(笑))

 「」という字は「心が亡くなる」と書くからイヤですが、別の文字が存在しないんだから仕方がない。

 私の場合は多忙であることは少しも苦痛ではないですし、むしろみずから進んで忙しさを楽しんでいるわけなので、「心が楽しい」と書いて「busy」、つまり「楽しくてんてこ舞い」とでも意味づけたいのですが……なぜかそういう漢字は存在しません。

 要は昔の中国人も、案外心に余裕がなかったってことじゃないでしょうか。

 私が大昔の中国の文科大臣だったら、「心」偏に「楽」と書いて「超忙しくて超楽しくて困っちゃう♪」という意味の漢字を制定したでしょうに(笑)。

 ま、冗談はこれぐらいにしておきますが、そんなわけで充実した超多忙な毎日です。

 8月は、カウラ事件を生き残った元捕虜の方々(4名)を取材。

 そのうちのお一人が宝塚市在住でしたので、取材終了後、帰りの乗り物までの時間を生かして生まれて初めての宝塚観光をして参りました。
  
まず、やはりここに直行(笑)。当日券A席5,500円のところ、学生割引で4,000円でした!


  
「すみれの花〜咲く頃〜」。幕間の30分間に急いでお食事するのもまた楽し♪
(写真には写っていませんが、お食事前にはシャンパンも頂きました(お約束))


  
歌劇団のあとは、大仏マニアの間では有名な首地蔵を参拝……


  
なんともおどろおどろしい雰囲気。しかも、ありえないほどわかりづらい場所に在ります


  
大阪駅にはこんなロボットがおりました。先日新宿にもコイツの仲間がいたような……


  
取材の打ち上げ(?)。いつもはイカ刺しですが、たまにはイカリングを注文してみました♪
 それから宝塚取材とは別に、少し前には新潟県上越市の直江津捕虜収容所跡(平和祈念公園+資料館)へ行って参りました(日記を更新する時間がなく、書きそびれていました)。

 m(_ _)m

 ここには第二次大戦中、シンガポール陥落にともなって日本軍の捕虜となった豪州兵らが捕囚されていましたが、飢えと寒さと食糧事情の悪さから60名が亡くなり、さらに敗戦後は収容所職員だった日本人8名が絞首刑(いずれもBC級戦犯)となった悲劇の場所です。

 いずれゆっくりと収容所訪問記など書きたいとは思いますが、今からカウラ関係のミーティングに出席のため長距離移動しますので、残念ながら今日はここまで。

 事件に関しては上坂冬子著『貝になった男』などの作品が既に出版されていますので、関心のある方はお読みになっては如何でしょうか。
  
平和記念公園。すぐそこに見える日本海を前にして捕虜達は故郷を想ったことでしょう


  
コアラが目印の資料館(直江津日豪協会の皆様が管理していらっしゃいます)
 そういえば昨夜、信州の山小屋で物音にふと目覚めると、季節の流れの中に取り残された最後の蝉が1匹、闇の中で声を限りに鳴いていました。いとあわれなり。

 気がつけばもう秋の入り口。いつしか時が流れていたんですね。

 我が家では先週、末っ子(息子)が20歳になり、娘に至っては明日が26歳の誕生日です。

 すべてのことは時と共に移ろってゆくわけですが、そのなかで私たちは今為すべきことをきちんとやり、今日1日の命を大切に生きてゆきましょう。

 ではでは♪
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


優雅にフルートの練習をするブースケ氏?!
(本当は犬用ガムに齧り付いているところ)

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2011年9月4日
山田 真美
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