旅に出ていない限り毎週土曜日に更新します。
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2012年1月15日号(第438号)
今週のテーマ:
スタルヒン選手から山口多聞中将まで
★ 仏教エッセイ ★
真言宗のお寺・金剛院さんのウェブ上で『仏教一年生』と題したエッセイを連載中。第34回のテーマは「インドマジックで被災地に笑顔を[2]」です。左のロゴをクリックしてページに飛んでください。
丸の内インドビジネス研修講座 第4回「インドへの進出の注意点とインド文化」で講師を務めます。
2012年2月15日(水)8:30〜10:00@新丸の内ビルディング10階 詳細はこちらをご覧ください♪
 閏年で1日オマケが付いて、ちょっとお得な(?)2012年ですが 本日、15日で松の内は終わりです。

 この年末年始は元日以外は山小屋に籠り、豪雪の片づけをしながら仕事をしていたせいもあって、今年は正月気分ほぼゼロのまま終了。それどころか、なんとお雑煮をまだ食べていないという世にも恐ろしい事実に今しがた気づいてしまったのですが……気づかなかったことにしよう(爆)。

 というわけで、先週は2週間ぶりに東京へGO!

 10日は神楽坂の素敵なレストランで『月刊公論』のリレー対談の打ち合わせ。
(今度こういうリレー対談に登場させていただくことになりました)

 このリレー対談に今年登場予定の皆さんがレストランで一堂に会したというわけですが、その中には往年の名選手スタルヒンの一人娘さんもいらしゃいました。

 スタルヒンと言っても私が生まれる前に亡くなっており、そのご活躍をリアルタイムで見たことはないのですが、噂によれば神のようなプレイヤーだったそうです。

 前にも書いたかも知れませんが、うちは母方の親戚にホームラン王(国鉄スワローズで活躍した後、巨人軍の打撃コーチになった町田行彦)がおり、そのせいか親戚中が巨人ファンです。スタルヒンがどんなに素晴らしい選手だったかという話も、周囲の大人たちから折に触れては聞かされていました。

 そのスタルヒン選手の一人娘さんが目の前に立っていらっしゃったので、私は迷わず真っ先に野球の話を振りましたよ。ところが彼女からのお返事は、

「すみません、私、野球は全然わからないんです」

 ……見事に空振り(笑)。

 まあ、人生は往々にしてそういうものかも知れませんね。ちなみにナターシャさんはうちの息子が卒業したアメリカンスクールの先輩で、ジュディ・オングさんと同窓ぐらいということでした。

 この日の会合では、ナターシャさん以外にも大勢の素晴らしい方々にお会いしたのですが、紙面の都合により(?)その話はまた今度。

 さて、つづく12日は水交会(帝国海軍と海上自衛隊の親睦会)の新年会にお呼ばれ。日夜日本の海を守ってくださる皆さんと名刺交換して参りましたよ。

 折も折、昨年の暮れにインドを訪問した野田首相がインド海軍と海自の合同演習を約束したばかりですから、インドウォッチャーとしてもアジアの海から目が離せません。

 水交会の集まりの後は、山口宗敏さん(山口多門海軍中将=ミッドウェーで空母・飛龍とともに戦死=のご子息)達とご一緒に、二次会へ。そこで山口さんからとても貴重なものを見せていただきました。なんと永野修身連合艦隊司令長官のお名刺です!
 
永野修身聯合艦隊司令長官のお名刺。本物です。
裏に何が印刷されているかは秘密(山口氏所蔵)
 こんな貴重なお品、拝見するのも触るのも初めて。お宝探偵団に出したらどんな評価がつくのかしら……なんて下世話なことを考えてはいけませんね、はい(笑)。

 山口さんのお話によれば、映画だったかテレビドラマだったか忘れましたが、永野司令長官の名刺が登場する場面があったんですって。ところがそれは本物とは似ても似つかぬデザインだったとか。

 映画監督、歴史は可能な限り正しく伝えてください。次回からは山口さんに監修を頼みましょう♪ 

 明日は早起きをして、真珠湾とミッドウェーの両戦闘に参加なさったゼロ戦パイロットで元海軍中尉の原田要さん(95歳)をインタビューして参ります。

 その翌日は某小学校で6年生が対象の講演会。
 その翌日はお茶大で博士論文構想発表会。
 その翌日はインドビジネス書の執筆。
 その翌日はお茶大のゼミ。
 その翌日は友人のマジシャン(アメリカ人)によるマジックショーを鑑賞。

 ……という感じで、今週も山小屋と東京を行ったり来たり、ハイスピードで参ります。

 思えば高度成長期とバブル経済の申し子のような我々の世代。右肩上がりにカラダが慣れていると申しましょうか、たぶん死ぬまで自然にイケイケなのかも知れませんね。

 今週もGO GO♪
▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


「ビビビ……。こちらパンダ。応答願います」
(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2012年1月15日
山田 真美
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