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2011年10月30日号(第432号
今週のテーマ:
魔法少女ジニア日印友好マジックツアー[3]
★ 仏教エッセイ ★
真言宗のお寺・金剛院さんのウェブ上で『仏教一年生』と題したエッセイを連載中。第33回のテーマは「インドマジックで被災地に笑顔を[1]」です。左のロゴをクリックしてページに飛んでください。
【DAY 6】 宮城から東京への移動(9月23日)
 *長距離バスで東京へ移動 *あとはただただ休眠

 宮城で過ごした3日間があまりにも濃厚だったためでしょうか、新宿へと向かう帰路のバスの中でジニア達とどんな会話を交したか、実はよく覚えていません。

 疲れているのに頭が芯まで冴え切っているような、ある種の興奮状態
 マジックショーの音楽が耳の奥でエンドレスで回っている感じ。
(あとでジニアに聞いたところ、彼女も似たような状態だったとのこと)

 長旅の末に新宿の常圓寺さん(泊めていただいたお寺)に帰りつくや、全員そのまま爆睡
 気づいたときには日付が変わり、24日の朝を迎えていました。
  
仙台から新宿へのバスの旅。パーキングエリアでソフトクリームを食べることだけは忘れず(笑)
【DAY 7】 ナマステ・インディア第1日日(9月24日)
 *たばこと塩の博物館 *友達主催のランチパーティー *代々木公園野外ステージ

 さて、今日はいよいよナマステ・インディア2011の初日です。

 ナマステ・インディアは1993年に(財)アジアクラブと日印経済委員会の共催で始められた日本最大規模のインドフェスティバルで、今年で19回目を迎えます。

 1993年といえば、私がインド政府観光局アドバイザーとして信州博覧会'93『インド・ウィーク』をプロデュースしたり、ヒット作となった『吉祥天と行くインドの旅』(インド政府観光局・刊)を出版した年ですから、私自身の本格的なインドデビューとナマステ・インディアの歴史は、ほぼ同時に始まっていたということですね。

 そう考えると、なんだかしみじみと胸に迫るものがあります。
19年って、たかだか100年程度しか生きられない人間の一生の中では結構長い時間ですから……)

 さて、ナマステ・インディアは第一会場と第二会場から構成されます。

 第一会場となる代々木公園にはインド料理やインド雑貨などの出店がズラリと並び、ステージ上ではダンスや音楽などインドのパフォーミングアーツ。第二会場のたばこと塩の博物館では文化講演会が催されます。

 私も一昨年から第二会場でインドの神話や魔法に関するレクチャーを受け持たせていただいているのですが……今年は自分のレクチャーもさることながら、第二会場で行なわれる魔法少女ジニアのマジックショーのほうが気になります。

 ナマステ・インディアのサイトにわざわざ「ジニア 14歳」と年齢が明記してあるからには、出演者の中でジニアが最年少パフォーマーであることは間違いないでしょう(ほかの出演者の欄には年齢なんて書かれていませんでしたから)。

 しかもジニアの出番は、かの有名なインド人演歌歌手・チャダさんこの方)の直後とのこと。
 順番としても最高ではありませぬか♪
  
(左)まずは第二会場にて私のレクチャー。左からジニア・パパ・ママ・私 (右)レクチャー開始前、
日印協会理事長で元駐インド日本大使の平林博さんが私の経歴などをご紹介くださいました


  
宮城県でのマジックショーの様子や被災地の子ども達の現状などを、写真を交えて1時間ほどご報告



そのあと始まったジニアのマジックショー。「真美さんがインドからマジシャンを連れて来てくれる日を
何年も前から待っていました!」という方もいらっしゃり、会場はすごい熱気に包まれました!(感謝)


  
(左)お客さまもノリノリ (右)インドの駄菓子(私が手にしているパッケージ)をお客さま全員にプレゼント


  
(左)平林理事長とジニア一家は両国の国旗を持って記念撮影 (右)娘の親友=ケンちゃん(左)と
あややん(右)=も駆けつけてくれました(ちなみに娘は現在シドニー在住のため、この日は欠席)



たばこと塩の博物館でのイベント終了後、私の友達がみんなでランチパーティーを催してくれました♪
みんな、どうもありがとう! それにしてもビールを持ったパパの嬉しそうな顔ったら……(笑)


  
ケンちゃん(プロのイラストレーター)に似顔絵を描いてもらい、嬉しそうなジニア


  
食事が運ばれて来るまでパパはずっとマジックをしていました。根っからのエンターテイナーなんですね〜


  
ランチパーティーをコーディネーターしてくださったのは亜由子さん(左写真の美女)。
あいにく当日は一身上の理由(?)でサングラスを外せず。女スパイチックですね〜♪



食事終了後も、みんな何となく別れがたく、代々木公園近くまで一緒に来てくれました


  
第一会場の代々木公園に到着。準備が万端整ったところでジニアの出番となりました



土曜日の夜の部とあって凄い人出です。数百人のインドファンの前で堂々と演じるジニア


  
途中、酔った男達が乱暴にステージに駆け上がって踊りだすというハプニングがありましたが
ジニアは動じませんでした。えらい。酔っ払いはマジックで消しちゃったほうが良かったかもネ!
【DAY 8】 ナマステ・インディア第2日目(9月25日)
 *鳩のお葬式 *代々木公園野外ステージ *お台場散策 *鳩をおうちまで送り届ける

 実は、ひとつ悲しい出来事がありました。
 ずっと一緒に頑張ってくれていた4羽の鳩のうちの1羽が、昨夜、死んでしまったのです。

 生があるところには必ず死があり、これが鳩の寿命だったのだと思うしかありませんが、ジニアがとても悲しんでいましたので、泊まっているお寺のお坊様にお願いしてお葬式を挙げていただきました。

 鳩の死を知った友人からのメール。
「あんなに一生懸命がんばってくれた鳩だもの、この次はきっと人間に生まれてきますよ」

 元気を出して、ジニア!

鳩のお葬式(25日早朝、常圓寺にて)
 お葬式をしたことで心のしこりが取れたのでしょう、そのあとはすっかり気持ちを入れ替えられたようで、ジニアは元気にナマステ・インディア第2日目のステージに臨むことが出来ました。

 これが彼女にとって通算12回目、日本での最後のステージとなります。

 わずか7日間とはいえ、その間には実に色々なことがありました。平凡な毎日の数か月にも相当するような濃い7日間でした。

 しかし、今はそのことを思い出して余韻にひたっている時ではありません。
 ジニアも、私も、今はこのステージに全力集中するのみです。

 代々木公園のステージは、そのユニークな屋根のデザインゆえか、時折り強い突風が吹くことがあります。この日もステージ上の衝立が何度も倒れるという予期せぬハプニングがありました。

 しかし、たとえ何が起こっても決して動じない。そして、みずからが為すべきことを笑顔で為し遂げる。――この、大人にとってさえ非常に難しいことを、14歳のジニアは見事にやってのけてくれました。

 気がつくと、すべては終わっており、ジニアは客席からの惜しみない拍手に包まれていました。

昨夜と同じステージも、昼間の光の下では別の場所のように見えるから不思議です
 それではここでショーのハイライト部分(約4分の動画)をご覧に入れましょう。
 ジニアが一生懸命に覚えた日本語によるマジック、『3びきのおさるさん』(脚本・山田真美)です。
 これで、日本ツァーのすべてのステージが終わりました。
 なんという爽快感! やるべきことをすべてやった達成感!

 その瞬間、自分達がいかに空腹であるかという事実にハタと気づいた我々は、物も言わず、インド料理の屋台のあるほうへと走り出しておりました(笑)。
  
(左)「西葛西のインド人の父」ことジャグモハンさんからランチをいただき、嬉しそうなジニア
(右)ピンクのシャツを着た女性は友美さん。私が忙しいときにジニア達の通訳をするなど、
2日間にわたって優秀なアシスタントを務めてくれました



ランチだけでは足りず、ポテトの丸揚げも完食(なにしろ中学3年生、育ち盛りですからね♪)
 食事が終わったあとも陽が高かったので、そのままお台場へとドライブ!

緊張感から解放されてお台場へGO!(ドライブは友美さんが担当)


  
なぜかお台場に置いてあった懐かしのなめ猫顔ハメ。パパをそそのかして全員で記念撮影(笑)


  
みんなの嬉しそうな顔!
 お台場でひとしきり遊んだあとは、日本クローズアップマジシャンズ協会の田代茂先生のお宅まで鳩をお返しに行き、それが終わって新宿の常圓寺さんに帰りついた時には睡魔100パーセント

 昨夜と同じく、またしても物も言わずにそれぞれの布団に倒れこんだ我々でした(苦笑)。

 明日は5時に起きて江戸ワンダーランド(いわゆる日光江戸村)へ行くことになっているのですが……、半端じゃないこの眠さ。果たして目覚まし音で起きられるのか?

 「誰か起こして〜!」と頼もうにも、このメンバーで一番寝起きがいいのは私だし。
 予備の目覚まし時計を持ってくれば良かった、と思っても後の祭りですね、はい。

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▼・ェ・▼今週のブースケ&パンダ∪・ω・∪


秋色のファッションに身を包んだパンダ

(※前号までの写真はこちらからご覧ください)
事事如意
2011年10月30日
山田 真美
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